あなたもできる!Photoshop の 5 つの機能で想像を創造に変える

ヨガのポーズをとっている女性の画像

Adobe Photoshop を思い通りに使いこなすには、プロになる必要があると思っていませんか?そんな考えは今すぐ握りつぶしてしまいましょう。Photoshop はあらゆる人の可能性を無限に開きます。今こそ、頭の中にある固定観念を捨て去って、あなた自身で確かめてみてください。SNS に投稿するだけのスキルさえあれば、Photoshop を使い始めて、クリエイティブをさらなる高みへと引き上げるには十分です。

目次

  • 古い素材からの創造:白黒写真をカラーに
  • マーケティングキャンペーンのレベルアップ:背景を消す
  • ソーシャルプレゼンスを向上:コンテンツに応じた塗り
  • アセットをリミックスしてオリジナル作成:レイヤーの追加と結合
  • 完成度を高めるための協業:コラボレーションツール

Photoshop はますます身近な存在になっています。その理由の一部は、充実し続ける一連のチュートリアルです。Photoshop を使い始めるのに、デザインの経験は不要です。必要なのは、まだつくられていない何かを想像する意欲だけです。一度 Photoshop を使い始めれば、その成果は常に洗練されたオリジナルのものになり、なにより、アイデアをすぐに形にすることができたときには力を与えられたように感じられるでしょう。

どんな職業についている人も、自分が想像したものを実現するための能力やノウハウを持っています。そこにある可能性はどのようなものかといえば、答えは「無限にある」ですが、この記事では 5 つの手がかりをご紹介しましょう。

古い素材からの創造:白黒写真をカラーに

一昔前(例えば iPhone が登場する前とか)の写真をお持ちでしょうか?何の問題もありません。

カラー化」機能のおかげで、先祖から受け継いだ写真、ポラロイド写真、デジカメで撮った写真など、さまざまな写真を蘇らせることができます。その際、自分の目だけに頼る必要はなく、カラー化ニューラルフィルターが AI の力により白黒写真に最適な色を見つけ出します。もし個性的な写真に仕上げたければ、色を加えてから、特定の色相を変更することもできます。想像してみてください。おばあちゃんの年代物の写真を現代的に仕上げてクッキー会社のロゴにしたり、祖父母の結婚記念日のウェディングケーキに色をつけてみたりできるのです。

マーケティングキャンペーンのレベルアップ:背景を消す

撮影した写真が想像していたのと違っていたときの失望は、誰もが経験しているものです。天候に恵まれなかったり、壮大な夕日を撮るのにちょっと失敗したりすることもあるでしょう。

ですが Photoshop があれば、簡単に背景をチェンジして、あっと言わせられる写真へと回復することができます。その際、技術的なトレーニングも、本格的な制作チームも必要ありません。もちろん、構想を実現するための撮影旅行も不要です。その上、複数のオブジェクトや背景を合成して、完全に想像上の背景をつくることもできます。

画像をシャープにしたり、メッセージの邪魔になる要素を削除したり、その反対に必要な要素を強調することもできます。少し手を加えるだけで、沈む夕日や、印象的な滝を追加することもできます。実際にやってみたいと思ったら、実際には 7 月に撮影した写真に、雪に覆われた山を追加してみるのはどうでしょう?

ソーシャルプレゼンスを向上:コンテンツに応じた塗り

あなたがプロのフォトグラファーでなくても、あなたの写真を目立たせることは可能です。ソフトウェアを活用して、SNS でコンテンツが期待通りの反応を得られるように修正することは、ごく一般的に行われています。

特にデジタルの世界では、市場での競争力を維持するために、ソーシャルメディア用に編集された画像が重要です。これは、企業の活動を紹介し、新しい顧客を獲得するために不可欠な、通貨とも言えるものです。もし、ほぼ完璧に見えるスナップ写真があるなら、「コンテンツに応じた塗りつぶし」を活用しましょう。このツールを使えば、邪魔な要素を取り除いたり、全体的な構想に沿わないものを切り取ったりすることがごく簡単に行えます。

新しいアパレルラインのために街中で撮影した写真から、通行人を取り除くことを想像してみてください。まるでマンハッタンの中心を、写真撮影のために封鎖したかのように見えることでしょう。

アセットをリミックスしてオリジナル作成:レイヤーの追加と結合

音楽バンドは、オリジナルグッズの販売が、自分達の名前を広める確実な手段であることを知っています。これはブランドや企業にとっても同様です。既成のものやテンプレートをそのまま使うのではなく、Photoshop を使ってオリジナルのアートをつくりましょう。例えば、複数のオブジェクトを組み合わせるだけで、誰も見たことがない合成イメージをすばやく作成できます。(シェフハットをかぶった猫がお寿司を楽しんむ場面などはいかがでしょう?)

オリジナルアートをつくったり、製品にロゴを合成したり、高価な撮影スタジオを借りずに画像を重ねたり、リミックスの可能性は無限大です。その成果は、多くの人が羨み、誇りをもって所持できる、芸術性の高い販促グッズになるでしょう。

完成度を高めるための協業:コラボレーションツール

ときには、構想を実現するために協業が必要になることがあります。Photoshop は、チームメンバーを簡単に制作プロセスに招待することができるため、協業するためにクリエイティブな作業を一時的に中断する必要はありません。

Photoshop アプリ内で直接フィードバックを得られる「レビュー用に共有(ベータ版)」機能を使えば誰とでも簡単にコラボレーションを始められ、プロジェクトに直接コメントを残せるため、クリエイティブフローを効率化できます。さらに、「編集に招待」機能では、Photoshop アプリ内で、クラウドドキュメントを共同編集し、コメントをやり取りすることが可能になります。これにより、デザイナー同士の会話の速度が飛躍的に高まります。Photoshop のコラボレーション機能から得られるものは、世界のどこにいても、ステークホルダーと関わり、創造し、貢献できる唯一の場所です。

アドビは 40 周年を迎えましたが、あなたがどこにいても、そして可能な限り多くのデバイスで制作できるように、常に新しい機能を公開し続けています。そして、製品の使いやすさはアドビにとっての最優先事項です。あなたの想像力を現実にするための唯一の前提条件は「あなたもできる!」という自信を持つことです。必要なのは、莫大な予算でも大規模なクリエイティブチームでもありません。

ですから、残された質問は一つだけです。あなたは何をつくりますか?

この記事は 5 ways Photoshop can help you create anything you can imagine(著者: Beth Carlson)の抄訳です