【インタビュー】医療系企業の文書確認作業を効率化したAcrobat Pro

株式会社Medi Face

昨今、凄まじいスピードで進化をしているAI技術。Medi Faceは、そんなAI技術を精神医療の領域に活かすスタートアップ企業です。今回は、医師であり、Medi Faceの代表取締役を務める近澤さんにお話を伺いました。

近澤 徹

Chief Executive Officer

代表取締役 / 医師

株式会社Medi Faceは、医療と人々との接面を探り続け、あらゆるMedical Interfaceを考え、提供しつづける会社です。AIによる表情解析に加えて、声や対話内容のAI解析を用いて精神疾患やメンタル不調のセルフチェックを可能にするサービス「Medi Face」を展開しています。精神科を受診したくてもできずにいる潜在的な患者さんに向けて、事業を推進しつづけています。

顔や声によりAIが疾患を診断

Q.まず初めにMedi Faceという会社について教えてください。

近澤さん「精神疾患、心療内科、メンタルチェックの領域で、Medi Faceの名の通り、医療そして顔の表情に注目してAI開発を行ってきた企業になります。僕が北海道大学の医学部出身ということで、北大発スタートアップ企業の称号をいただいております。創業は2020年。本社は札幌市ですが、オフィスは東京の大手町にもあり、僕は普段は東京で仕事をしています。また4月からは、北海道大学病院との共同研究もスタートしました。パートナードクターや顧問として複数の著名な先生に支えてもらっていますし、役員陣も僕を含め現役の医師です。また先日、時代の最先端をゆくデジタルヘルス関連企業を取り上げる業界誌『デジタルヘルストレンド2023』に掲載され、135社のうちの1つにも選ばれました。ビジネスだけでなく、研究領域でもしっかり成果を出せています。

4月からは新たにAIでメンタルチェックを行い、シームレスに医療に繋げる『Mente』というオンライン診療プラットフォームをリリースしました。Menteで行えることとしては、主に2つのステップがあります。まずはAIメンタルチェック。マスコットキャラクターの『AIドクターくん』がいるのですが、この『AIドクターくん』が精神科医のように、ユーザーのメンタルをチェックするために問診をしてくれます。その問診をしている中で、答えているときの表情や話している声、内容をAIで分析して、最終的なチェック結果に結びつけます。次のステップとして、AIメンタルチェックが分析した可能性のある疾患兆候のデータを、今度は本物のドクターに引きついで、オンラインで診療をしていく。このように、セルフチェックからシームレスに医療に繋げていくために、『AIドクターくん』によるメンタルチェックは、メンタルに悩みを持つ人なら誰でも無料で利用が可能です」

Q.Medi Face起業にはどのようなきっかけや背景があったのでしょうか。

近澤さん「医学生は、大学病院で2年間みっちり実習をさせられるんです。僕は元々、精神科に興味があったので、長い間、精神科にお世話になっていました。大学病院に来る患者さんって、例えばうつ病でも重度の患者さんが多いんです。カルテを見たり、他の先生と問診していると、中々家から出られず、やっと病院に来られたという方が多かったんです。実際に自分が医者になって、病院の中からアプローチするのは限界があると思いました。病院の外からアプローチできることはないかと考え、このMedi Faceの創業に至ったんです」

Q.今後、Medi Faceや「Mente」が目指すところを教えてください。

近澤さん「一般企業様には社員のメンタルヘルスケアとして、一般ユーザーの方々にはセルフチェックから診療までを含めたメンタルプラットフォームとしてご利用いただいていますが、それだけでなく、学校にも活路を見出せると考えています。例えば、不登校やイジメといったところにもAIドクターを広めていきたいんです。そのために、大学病院との共同研究を通して、しっかり論文化していく。エビデンスをしっかり確立していきたいと思います」

ビジネス用と研究用の資料はAcrobat Proで修正

Q.Medi Faceでは、どんなシーンでPDFデータを活用されていますか。

近澤さん「取引先との商談や大学病院の中での共同研究の発表。あるいはイベントでの発表。こういった機会で使う資料はPDFデータにしています」

Q.では、Adobe Acrobat Proを導入して変わったことはありますか。

近澤さん「同じ資料でも、相手によって見せる順番やちょっとした表現を変えたいということが結構あるんです。ビジネスの現場と研究の現場では、求められるものが違いますからね。ビジネス用の資料をそのまま研究の現場で使おうとすると、やっぱりちょっと受け入れられなかったり。資料はデザイナーに作成してもらっているのですが、これまでは、小さな修正も一度デザイナーに戻して、また返してもらってというやりとりをしていました。Acrobat Proを導入してからは、それが自分で直せるようになったので助かっていますね」

参考:PDFの整理
https://www.adobe.com/jp/acrobat/online/rearrange-pdf.html
参考:PDFの編集
https://www.adobe.com/jp/acrobat/information/business-solution/edit-pdf.html

Q.他に使われている機能はありますか。

近澤さんPDFに直接コメントを入れる機能もよく使っていますね。うちは医師が在籍するメディカルチーム、営業を担当するビジネスサクセスチームなど、部門が分かれています。その代表同士が意見や表現の擦り合わせをするのですが、そのときにひとつのPDFデータを共有し、共同でコメントを入れています。Acrobat Pro導入前は、zoomや電話をつないで、1人1人と地道にその作業を済ませていました。1対1ならまだしも、部署をまたいでというのは大変でした。その作業がなくなったので、時間短縮やストレスの軽減を実感できています」

Q.では、今後「こんな機能があれば使ってみたい」というものがあれば教えてください。

近澤さん「既読機能というか、読了確認があったら嬉しいですね。オンライン診断もそうですが、今他職種なパートナー人材がいるので、誰がどの資料をちゃんと読んでいるかをチェックできる機能があれば、今以上に助かると思います」

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