【インタビュー】人材関連サービス企業の営業チームを効率化したAcrobat Pro
シニア向けのキャリア支援を行う株式会社エイジレス。今回はエイジレスにて役員を務める網頭さんにお話を伺いました。
網頭 翔真
株式会社エイジレス CO-FOUNDER/取締役。1995年生まれ。慶応義塾大学卒業。学生時代にdely、カウモ、CUEBiCでのインターンを経て、個人でSEOメディアを複数立ち上げ売却。その後個人でチャットボットシステムを開発し、上場企業に事業売却。その後、株式会社PKSHATechnologyでエンジニア兼マーケターとして子会社プロダクト責任者を務める。
すべての人が何歳でも活躍できる社会を目指す
Q.まず、網頭さんの自己紹介と会社について教えていただけますでしょうか。
網頭さん「私は現在、株式会社エイジレスにてエンジニアリングとマーケティングの責任者を務めています。これまでの経歴をお話させていただきますと、まず学生時代からWebメディアの会社などでインターンを経験し、マーケターとしての経験を積んできました。一方、独学でプログラミングの勉強もしており、マーケティングとエンジニア両方のスキルを身につけてきました。学生時代にはエンジニアとして自分でもサービスを開発しており、開発したチャットボットシステムを、上場企業へ事業譲渡したこともありました。
エイジレスは、人材関連サービスを展開する企業です。その名の通り、すべての人が何歳でも活躍できる社会、経済参加できる社会を目指しており、中でもミドル〜シニアの方々へのキャリア支援をメインとしています。経済参加には、生産に参加する、消費に参加するというふたつの面があります。シニアの方々が老後の資金に不安を感じて消費に転じない理由のひとつは、何歳になっても自分たちでお金を稼げるという社会が実現されていないから。いずれは消費に関する事業もやっていきたいと考えていますが、その第一歩として、まずミドル〜シニアの方々へのキャリア支援から始めています」
Q.網頭さんはなぜ、エイジレスに参加されたのでしょうか。
網頭さん「弊社代表の小出とは、もともと大学の先輩、後輩という関係なんです。小出が社会人になってからは、小出が入社した会社にインターンとして手伝いにいくこともありました。そんな交流が続く中で、小出から『こういう会社を作りたい』と声をかけてもらったんです。私が本当にやりたいこと、人生を賭してやりたいことは、社会に価値を提供することであり、社会課題を解決することだと考えていました。これまでは自分のスキルを活かし、短期的に収益をあげるビジネスばかりをやってきましたが、もっと長期的に、人生を賭けてやりたいことを見つけた!と思い、ジョインしました」
Q.なぜエイジレスでは、シニアに注目するようになったのでしょうか。
網頭さん「年齢によるしがらみをなくす、年齢による偏見をフラットにするというのが、我々のビジョンです。優秀な方々が、なんで年齢だけでお仕事をもらえないのかなという疑問がずっとあります。働きたい優秀な方と、優秀な方が欲しい会社を、お互いに利益があるようにマッチングする。単純にシニアの方に活躍して欲しいという熱い思いももちろんありますが、ビジネスとして成功する領域として、シニア層に注目していますね。シニアとテクノロジーというと相性が悪いんじゃないかと言われることもありますが、そこをいかに効率化できるか、自動化できるかが、我々のような小さな組織のひとつの勝ち筋だと思っています。その点においては、私の経験やスキルがフルに活かせているように思いますね」
Q.エンジニアリングとマーケティングの責任者として活躍する網頭さん。普段はどんな業務をされているのでしょうか。
網頭さん「まずはプロダクトですね。『エイジレスフリーランス』という業務委託の方のマッチングサービスがあるのですが、そのディレクションだったり、自分でコードを書いて開発したり。あとは求職者の方を集めるマーケティングをしたり、営業部門がスムーズに業務に当たれるようフローを設計するのも、私のミッションです」
Acrobat Proを導入し営業チーム全体の効率化に取り組む
Q.PDFをふだんどのように活用されているでしょうか。また、Adobe Acrobat Proを導入して改善されたことがあれば教えてください。
網頭さん「求職者の方から、経歴書をPDFでいただくことがとても多いです。50代・60代・70代と何十年も働いてきた方は、その分経歴書も長くなる。何ページにもわたる経歴書をいただくこともよくあります。その中で、どこがキャリアのポイントなのか、どこがクライアント企業にお知らせすべきポイントなのかを、求職者の方と一緒に考えます。その際に、PDFを直接編集できるのは本当に便利ですね」
Q.Acrobat Pro導入前は、どう対応していたのでしょうか。
網頭さん「経歴書をPDFでいただいても、『Wordにしてください』『Excelデータで送り直してください』とお願いしていました。そうするとタイムラグがあるし、求職者の方にとっても送り直す手間になります。細かなことですが、そういった部分が満足度に影響することがあるかもしれません。WordやExcelの元データを探す手間も省けるし、PDFで一元管理できるのは非常に効率化できているように思います。
今は、自分でAcrobat Proを使うだけでなく、営業チームに取り入れ、チームの効率をどう改善できるかということも考えています。」
Q.他によく使う機能はありますか。
網頭「墨消し機能も日常的に利用しています。個人情報を墨消しした状態でクライアントさんに送りたいというケースがよくあるんです。墨消し機能を使うと、元のファイルとは別に新たなファイルが自動的に作られるのも気に入っています。墨消し前の情報を失わずに済むので、使いやすいんです」
Q.「今後Acrobat Proを使ってこんなことをしてみたい!」という目標があれば教えてください。
網頭さん「営業部ではAcrobat Proが浸透していますが、社内にはまだまだ活用できていないチームもたくさんあります。とくにバックオフィスでは、PDFを扱うことが多いので、Acrobat Proを活用していきたいです。他にも様々な部署での活用方法を考えていこうと思います。私もAcrobat Proを使い始めたのは最近のことですが、それまでPDFは編集できないもの、しないものという認識がありました。実際に使ってみると、便利な機能がたくさんあり、その概念が覆されましたね。未体験の方は、一度使ってみるときっと驚かれると思います!」
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