プレゼン勝利への道
この動画は、あるスタートアップ企業がプレゼンで勝利をつかむまでに、Acrobatを活用したストーリーです。
ストーリーの内容を振り返りながら、それぞれのシーンでAcrobatのどのような機能が使用されているのかを見てみましょう。
共有作業をいつでもどこでも誰とでも
シーン:プレゼンまで24時間
機能:共有レビュー(PDFの共有とコメント)
このシーンではプレゼン資料の作成が終わった二人が他のチームメンバーにも資料を確認してもらおうとしています。そこで使用しているのがPDFの共有レビュー機能です。電子メール経由でおこなうレビューは、人数が多いと煩雑になります。Acrobatでは複数の方法でPDFを共有しチームメンバー内でレビューをすることができます。
PDFを共有すると、メンバーがコメントや注釈を加え、リアルタイムでコミュニケーションしながら資料を仕上げていくことができます。
・ユニークURLを発行する方法
PDFのユニークURLを発行し、Slackなどのコミュニケーションツールで共有します。
・リンクを発行して電子メールで送信する方法
電子メールにリンクを貼って送信します。
・Acrobatから直接共有する方法
複数の電子メールアドレスを指定し、Acrobat から直接共有します。
共有レビューでメンバーがリアルタイムでコミュニケーションする方法について詳しくはこちらからご覧ください。
動画の挿入でプレゼンに視覚的な魅力を
シーン:プレゼンまで19時間 / プレゼンまで10時間
機能:リッチメディアの埋め込み機能
プレゼンに、より想いや臨場感を込めるために、PDFに動画を挿入するシーンになります。実は、PDFにはテキストや画像だけではなく、動画や音声、3Dコンテンツなど、さまざまなリッチコンテンツを埋め込むことができます。
PDFに動画を挿入する方法は簡単です。
- ツールメニューから「リッチメディア」を選択します。
- ツールバーから「ビデオを追加」をクリックします。
- 動画を配置したいエリアをドラッグで指定します。
※リッチメディア機能はデスクトップ版でのみご利用いただけます。
PDFに動画などのリッチメディアを追加する方法について詳しくはこちらからご覧ください。
書類をスキャンし簡単にPDF化して共有
シーン:プレゼンまで16時間
機能:書類のスキャン、OCR認識してPDF作成、共有(Adobe Scan)
このシーンでは、プレゼン資料に有効な情報を盛り込むために、スマートフォンのアプリで紙の資料を撮影しています。OCR機能が搭載されたモバイルアプリのAdobe Scanを使用すると、簡単に紙の書類をスキャンして文字認識可能なデジタル書類に変換できます。PDFとして保存後、すぐに共有することができます。
複数の紙の書類をスキャンし、1つのPDFにまとめることができます。
- Adobe Scan を起動し、書類全体が収まるように撮影します。
- スキャンの境界線を調整し、「続行」をタップします。
- 同様の操作で残りの書類を撮影し、サムネールをタップします。
- プレビュー画面が開きます。スキャンできたページを確認します。
すべての書類をスキャンしたら、保存を行います。
- 編集のアイコンをタップします。
- ファイル名を入力し「名前を変更」をタップします。
- 「PDFを保存」をタップします。
以上の手順で、スマートフォンで紙の書類を撮影・スキャンしてPDFとして保存することができます。PDFはDocument Cloudに保存され、保存が完了するとPDFに自動でOCR(光学的文字認識)の処理が行われます。
また、すぐにPDFを共有することも可能です。
Adobe Scan を使用した紙の書類のPDF化や編集方法について詳しくはこちらからご覧ください。
いつでもどこでもPDFを修正
シーン:プレゼンまで15時間
機能:モバイルでPDF編集(Acrobat Reader モバイル版)
プレゼンまでの残り僅かの時間を有効に使うべく、町中華で食事をとりながら資料の確認をするこのシーンでは、チームメンバーから依頼された修正をスマートフォンでおこなっています。Adobe Acrobat Readerモバイル版を使用すると、いつでもどこでもその場でPDFを修正でき、その内容はクラウドですぐに同期され、他のメンバーも確認することができます。
- 編集アイコンをタップして「PDFを編集」をタップします。
- 編集したい文字列を選択し、「テキストを編集」を選択します。
Acrobat Readerモバイル版でPDFを編集し、共有する方法について詳しくはこちらからご覧ください。
比較機能で見積書の変更点を確認
シーン:プレゼンまで13時間
機能:ファイル比較機能で違いを自動検出
別の場所ではチームメンバーが見積書を最終確認しています。新旧2つのPDFを比較し、変更点を確認しています。Acrobatのファイルの比較機能を利用すると、違いを自動で検出し、変更点や相違点を一目で確認できます。テキスト修正箇所以外にも、画像やフォント、空白など肉眼では見落としてしまいそうな細かな違いも自動検出するため、ミスや確認漏れを防ぐことができます。
2つの文書を比較する方法はとても簡単です。
- 「ツール」から「ファイルを比較」を選択します。
- 比較するファイルを選択し、「比較」をクリックします。
比較結果が完了すると、アイコンやコメントによってその変更点が示されます。
PDFの比較機能やスキャンした書類を比較する方法について詳しくはこちらからご覧ください。
iPadでプレゼンをスマートに
シーン:プレゼン本番
機能:フルスクリーン表示(Acrobat Reader モバイル版)
このシーンではiPadでAcrobatを使用してプレゼンを行っています。プレゼン資料を予めPDFにしておくことで、文字化けやデザインが崩れることなくプレゼンに集中できるほか、デバイスに依存することなく、思うようなプレゼンが可能となります。
Acrobat Readerのモバイル版でPDFをフルスクリーン表示にすると、メニューやツールバーが非表示になりますので、プレゼンの際にも便利です。また、画面をタップするだけで、フルスクリーン表示にすることができます。
電子サインで即時の契約完了
シーン:プレゼン後の契約締結
機能:電子サイン(Acrobat Sign)
このシーンでは、プレゼンのコンペに勝ち、契約を迎えたチームが喜びを分かち合っています。次におこなうことは、契約書への署名です。そこでAcrobat Proに搭載された電子サイン機能Acrobat Signを使用します。電子サインならペーパーレスでおこなえ、その場ですぐに締結を完了させることができます。
この動画では送られてきた書類にサインをしていますが、Acrobat Signが搭載されたAcrobat Proなら作成したPDF書類に署名欄を作成し、すぐに送信することもできます。そして、その署名状況を追跡することができます。1対1だけでなく、複数の相手と署名を交わす用途にも対応しています。
Acrobat Signを使用した、署名の入力方法や署名の依頼、署名の状況の確認方法などについては、こちらをご覧ください。
署名欄入り書類を作成し、電子サインの依頼を送信する流れは次のとおりです。
- ツールパネルから「入力と署名」を選択します。
- 文書に電子サインする受信者のメールアドレスを追加します。
- 「署名場所を指定」をクリックします。
文書内の任意の場所に署名日フィールドやテキストフィールド、署名フィールドを挿入し、そのまま送信することができます。
電子サイン用の書類を作成する方法について詳しくこちらをご覧ください。
以上のようにこの動画では、チームメンバーがプレゼンを仕上げていく流れの中で、さまざまなシーンでAcrobatを活用している様子を紹介しました。
みなさんもPDFの閲覧や作成だけでなく、デスクトップでもモバイルでも、あらゆるシチュエーションでAcrobatを活用してみてください。