2024年4月開催のAdobe MAX London 2024のタイミングで、Adobe Firefly Image 3 Foundationモデル、Adobe Photoshopの新しい生成AI機能がお披露目され、同日パブリックベータ版としてリリースされました。
Adobe MAX Londonでの発表内容
いち早く、Photoshopの新しい生成AI機能を試したい方のために、追加機能の解説とその遊び方(使い方)についてまとめてみます。
Photoshop(ベータ版)に新しく追加された生成AI機能
2024年版のPhotoshop最新バージョン25.6では、生成塗りつぶしと生成拡張という二つの生成AI機能が利用できますが、今回発表、提供開始となったPhotoshop(ベータ版)では、Adobe Firefly Image 3 Foundationモデルにより、新しい画像生成方法が追加され、そしてそのすべての生成AI機能をサポートする新しいオプションが追加されました。
Adobe Photoshop内から直接利用できるようになった新しい「Adobe Firefly Image 3 Foundationモデル」により、Adobe Photoshopで利用できる「生成塗りつぶし」や「生成拡張」の生成結果がさらに強化されました。生成塗りつぶしおよび生成拡張の利用方法は同じですので、新しい結果を従来バージョンと比較して確認してみましょう。
Photoshopの画像生成AI機能はどれも「生成」をクリックすると3つのアイディアを生成しますが、更なる提案が欲しい際に「生成」をクリックするとまた新規に3つの提案が生成されます。例えば、ある一つのアイディアをもっと押し広げて欲しいときに利用できる新しいオプションが「類似を生成」です。
生成された部分の画像に対して、ワンクリックで利用できるオプションです。
例えば商品のカタログやバナーを検討する際、身近なスマホなどで撮り直ぐに様々なオプションを検討することができます。
Adobe Firefly web版では、何もないところからプロンプトで画像生成できますが、Photoshop内でもできるようになりました。Photoshopの「画像を生成」機能は、ツールバーもしくはメニューより始めます。
左上部に文章(プロンプト)を入力して生成していくことができますが、Adobe Firefly web版と同様に左側に表示される様々なサンプルを利用することもできます。
ダイアログ右側に表示されるサンプルプロンプトをブラウズして、頭の中のイメージに近い画像をクリックします。必要に応じてプロンプトを編集(リミックス)して利用していきます。
画像のスタイルをプロンプトで表現するのはそれなりのテクニックが必要ですが、「スタイル」の「効果」を利用すると、サムネ画像を見ながら視覚的に設定することができます。
左側の「効果」タブをクリックすると、右側に選択パネルが表示されます。「人気」「流行」「テーマ」などの7つに分類されており、たくさんの効果を見つけることができます。効果は複数選ぶことができるのですが、「選択済み」タブをクリックすると、現在選択済みの効果を一覧することができます。ここで、右上のチェックをクリックすると選択解除することができます。
それでは、生成してみます。
生成結果に対してプロパティパネルには他の画像生成機能と同様に3案提示されています。またプロンプトパネル下部をクリックすることにより、コンテンツタイプや効果などをアレンジして生成を続けることができます。
Adobe Firefly web版と同様に、画像生成の際に参照画像を読み込ませてスタイルとして用いることができるようになりました。明確にスタイルのイメージがある場合、大変効率的な方法として利用できます。