業務における紙の利用は、業務フローの中に人が介在するため、自動化の阻害要因となってしまいます。
これまでの紙の利点を生かしたうえで、デジタル化 / 自動化による効率性を業務にもたらすためには、PDFの活用が重要なポイントとなります。
以下にPDFを業務に活用することでデジタル化による業務効率化の方法や事例をご紹介いたします。
重要書類のセキュリティ対策
取引先へ送付したり、Webサイトなどで外部へ公開するドキュメントは、ファイルとして外部の人が入手出来てしまうため、分署管理システムなどで管理することはできません。そのため、PDF自体にセキュリティ制御の設定を埋め込む必要があります。PDFにはパスワードによる暗号化で参照の可否やコピー・印刷の制御を行うことが可能です。
また、外部へ公開する場合に一部の情報へマスクをかけて表示だけでなく、そのデータ自体を消してしまう“墨消し”機能を活用し、安全に情報を公開することが可能です。
情報共有と回覧作業(組織内外)
Acrobatでは、共有の保管先を意識することなく、手軽に組織内外へドキュメントを公開し、複数人で同時にコメントを付けるなどのレビュー作業を手軽に行うことが可能です。これにより、ファイルをメールで送ることによるバージョンの不整合や共有ストレージにファイルを保管してセキュリティ設定を行うといった面倒な作業が必要なく、ドキュメントの編集作業が行えます。
外部との手続きや取引の電子化
Adobeが提供するAcrobat Sign(Acrobatにて簡易機能を提供)を活用し、外部企業との契約書の電子化を安全に行うことが可能です。
Acrobat Signの強力なドキュメントの真実性の証明機能により、行政機関の利用事例では、外部との契約だけでなく、申請業務に対する認可や認定書類の発行業務への活用も進んでおります。
Adobe Document Cloud活用事例
-----------------------------------------------------------------------------------------------------
アドビのWebサイト内にはさまざまな動画やお役立ち資料をご用意していますので、是非ご覧ください。
アドビの官公庁向けポータルサイトはこちら。
購入に関するお問い合わせはこちら。
ご利用中の製品についての技術的なご相談はサポート窓口へお問い合わせください。
官公庁に関連するブログはこちら。
いつでも見られるオンデマンドセミナー「マイクロソフトとアドビで実現する新しい官公庁DXとは」はこちら。
その他アドビが開催しているセミナー情報はこちら。