PhotoshopやIllustratorを独学で学び、30年間もの間デザイナーとして活躍されていた今年65歳になる水野 昌彦さん。卒業されたのは第6期Adobe Premiere Proコースです。
新たな製品の習得は水野さんのクリエイティブ人生にどのような変化をもたらしたのか。静止画との違いから生じる「動画」による新たなクリエイティブの可能性について、お話を伺いました。
https://www.youtube.com/watch?v=n1VboFRClqg
現在のお仕事について教えてください
前職はホンダで30年ぐらい車のデザインをしておりました。マーケティング寄りの、広報部署と一緒にやるような考え方のデザインをやっておりました。
現在は独立して中小企業向けにブランディング支援を行っています。
Adobe製品と出会うきっかけは?
Illustratorの7とか8の頃ですね。そこからIllustrator、Photoshopを触るようになって。その2つはもうほとんど独学ですね。いろいろいじっているうちになんとなく使えるようになりました。主にプレゼン資料で、ビジュアルが必要な部分があったり図や表も必要だったりしたので、ちょっと洒落たものにしたいなと思い、仕事でも使うように。なので使用歴は30年くらいですかね。
なぜPremiere Proコースを受講されたのですか?
今の世の中、Instagramをはじめとして動画でアピールすることが一般的になっているなか、動画が全く出来ないのはちょっとまずいなと思いまして。(笑)
前職では、本格的な動画を作ることはなく、全くと言っていいほど触っていなかったです。今の仕事はブランディング支援の会社で、デザインになる前の考え方、意味のデザインということを中心にお手伝い、ご提案しています。仮に自分が完璧な動画が作れなかったとしても、お客様に対して「こういう時はこういう動画を作った方がいいですよ」とか、パッとアドバイスできるぐらいの基礎知識は身につけておきたい なと思っていたところ、クリエイティブカレッジを見つけました。
受講期間の3ヶ月を振り返って、どうでしたか?
実際に触ってみて体感したのは、時間軸という概念が加わり創作の幅が広がり、考えることも増えましたね。PhotoshopやIllustratorは静止画なのできっちりと仕上げればオッケーなんですが、動画の場合は時間軸という自分にとって新たなフェーズ・次元が出てきて、それと格闘するのが大変でした。
独学の大変さを経験してきた中、クリエイティブカレッジはどのようなものでしたか?
流行り言葉で言えば 「タイパ」 ですよね。
(独学だと)自分で探して試して覚えるっていうのは身に付くんですけど、やっぱり時間がかかるので、すぐに締め切りが迫っている仕事には使えません。
クリエイティブカレッジはタイムリーに教えてもらえるカリキュラムになっているので、3か月の中でアウトラインがしっかりと分かりました。卒業後も色々とアフターフォローみたいな部分がありました。また別のアプリ・要素・テクニックなどを教えてもらうこともできるので、そういう意味でも一回受けて終わりじゃないところにホスピタリティを感じます。