仕事のなかでは、どういった変化がありましたか?
Illustratorに新しく追加された生成AIの機能を頻繁に使うようになったことで、デザインの幅が広がりました。 今まで自分ではできなかったデザインを生成AIが助けてくれる。もちろんそのまま使うのではなくて、自分なりにアレンジをして使うのですが、例えば今まではインターネットで検索していたものを、Adobeのアプリ内で完結できるようになったのは大きな変化です。ピンポイントで、テイストに合ったものを出すことが出来るというのがすごく便利な部分だと思います。
素材探しで「まだ見つからないの?」と言われることはもうないですね。(笑)
デザインの方法や作ることに対する意識が変わった一年
デザインの操作方法で一番変わったのは、地図の線路の書き方です。
黒と白の繋がり、あれを四角で塗っていたのが、1本の線にアピアランスを追加することで線が書けるようになったっていうのがすごく大きいです。仕事で線路を書くことがたまにあるのですが、ピンポイントで線路の上手い書き方なんて検索しないじゃないですか。同じ四角を繋げればいいし、もしくはブラシで四角を入れればいい。でもそれだと大きさとか細かい調整が難しいんですよ。でもアピアランスを使うとちょっとこれ大きかったなと思えば、ちょっとだけ小さくすることもできるし、色も変えられます。
10やらなければならなかったものが1で済むようになった、そのくらい大きな変化です。
デザインに対する意識も変わりました。仕事ってやはり義務感があると思うんですが、自分からやりたいと思えるようになりました。日常のなかだと何かしら動画を撮って少し編集しようかなという気持ちにもなるし、作ることがやはり楽しくて。
クリエイティブカレッジは 作りたいという気持ちがあれば、誰でも入っていける場所 だと思います。受けて無駄になることはなにひとつなかったです。
働きながらの3か月間の受講、なぜ続けられたと思いますか?
やはり 楽しかった からですね。勉強していると自分で作りたくなるんです。
あとは、見えないけれど、同じように 受講している仲間がいる心強さ もありました。オフィスアワーの時には、「こんなにいっぱい仲間がいたんだ…!」と驚きましたし、SNSで「#クリエイティブカレッジ、#第〇期生」のハッシュタグを検索して、「あぁ、もう卒業課題を終わらせたんだな」「みんな苦労しているんだな」と、同期の存在を感じていたことも大きかった なと思います。
大人になってからそういう機会ってあまりないので、大事ですよね!