今度は、括弧を全角に統一することに加え、「~ます。」の3連続に対する代案も提示されました。こうした細かなフォーマットの乱れは、目視ではどうしても見落としがちです。AI アシスタントを使えば、人間が気づかないような箇所をAIが正確に拾い上げてくれるため、ビジネス文書としての完成度が高まります。
修正箇所が少ない場合や急いで直したい場合はAcrobat上でそのまま編集が可能です。AI アシスタントが提案した回答の文末にある数字をクリックすると、該当箇所が青い線で囲まれるため、どこを直せばよいかすぐにわかります。あとは「編集」タブをクリックして修正するだけです。修正が終わったら、もう一度数字をクリックすると青い囲みは非表示に変わります。
このように、校正したい内容をプロンプトとして入力することで、AI アシスタントによる校正が可能です。ただし、プロンプト欄に入力できる文字数は500字までという制限があります。そのため、チェックしたい項目が多く、プロンプトが長くなる場合は、次に紹介するPDF スペースの活用をおすすめします。
複数のPDFを一度に校正&ブラッシュアップ
「もっと詳しい条件をプロンプトで指示したい」「複数の資料をまとめて校正したい」といった場合は、PDF スペースを活用しましょう。「PDF スペース」は、複数のファイルをアップロードし、AI アシスタントでまとめて要約や質問ができる機能です。
通常のAI アシスタントはプロンプトが500字までですが、PDF スペースを使えば最大2,000字まで入力可能になります。
PDFを開いた状態で、画面右上の「+」ボタンをクリックして別のファイルを追加すると、「PDF スペース」が作成されます。最大100件のファイルをアップロードでき、WordやExcelのファイルを選択した場合でも、自動的にPDFに変換されて追加されます。
PDF スペースの便利な点は、プロンプト欄の「AI アシスタントを選択」から、AIの役割を指定できることです。「アナリスト」「インストラクター」「エンターテイナー」が用意されていますが、校正作業には、論理的なチェックを得意とする「アナリスト」がおすすめです。
先ほどと同様にプロンプトを入力するのですが、それだけではすべてのファイルが対象とされない場合があるため、対象範囲として「アップロードしたすべてのファイル」、出力形式に「ファイルごとに見出しを作成」という条件を追加します。