個性あふれるデザイナーズフォントを提供するスキルインフォメーションズ｜Adobe Fontsパートナー紹介06

文字に豊かな表現力を与えるフォントは、クリエイティブには欠かせない道具のひとつです。アドビが展開する「Adobe Fonts」は、グラフィックデザインやweb、動画といったさまざまなフィールドでフォントをより自由に使えるようにするクラウドサービスで、2022年7月現在、600を超える日本語フォント、Adobe Fonts全体で2万以上のフォントを利用することができます。
この記事では、Adobe Fontsに参加する170を超えるフォントメーカーのなかから、一社をピックアップし、歴史や特徴、オススメのフォントを紹介していきます。

文字、フォントにまつわる、さまざまなサービスを展開

今回、紹介するフォントメーカー・スキルインフォメーションズは、ヘルスケア分野のシステム・ソフトウェア開発をメインに、企業・自治体システムの開発、地図・画像素材の販売、そしてフォントの制作・販売等、さまざまな事業を展開する会社です。
文字・フォント関連に絞っても、自社で取り扱うフォントの販売、フォントサブスクリプションサービス「MOJIパス」、手書き文字のフォント化サービスやデザインフォントの受託制作、フォント作成キット「MYFONT LIGHT」の販売等、その活動は多岐に渡り、フォントの総合メーカーとして、文字とフォントをつなぐさまざまなソリューションを提供しています。

サブスクリプションサービス「MOJIパス」ではデザイナーズフォント・142書体が利用可能

オンラインでも受講可能なペン字講座も開設

スキルインフォメーションズが取り扱うフォント数は、自社製品のほか、FONT1000などのフォントも含めると700を超えます。フォントの多くはタイプデザイナーそれぞれの個性あふれるデザイナーズフォントで、ほかのフォントメーカーでは見かけない、ユニークな表情の書体を多く取り揃えているのが大きな強みと言えるでしょう。

Adobe Fontsで利用できるスキルインフォメーションズのフォントは8書体。
ほかにはない個性を備えたフォントたちは、デザインにインパクトを与えたい、彩を加えたい、変化をつけたい……そうしたシチュエーションで確実に手助けしてくれるはずです。

https://fonts.adobe.com/foundries/skill-information-s-co-ltd

見た目のインパクトも抜群！個性豊かなデザイナーズフォント

Adobe Fontsで提供されているスキルインフォメーションズの書体を紹介しましょう。
「TA-candy」は竹内謙治さんが手がけたデザインフォントです。直線的な骨格に対して、縦画に丸みのある太線を取り入れることで、シャープでありながらもやわらかい印象に仕上げています。

TA-candy　https://fonts.adobe.com/fonts/ta-candy

「TA-F1ブロックライン」は、山本猛さんと和田庸伸さんが手がけたデザインフォントです。
下を狭く、上を広く描いた遠近感のある文字設計によって、レトロで懐かしい印象に仕上がっています。このフォントには英数字が含まれていないため、英語や数字と合わせて使う場合には、Adobe Fontsからイメージに合う欧文フォントを探してみると、より効果的にデザインすることができるでしょう。ページ下部で紹介しているフォントパック「レトロでユニークな和文＋欧文パック」を活用すれば、「TA-F1ブロックライン」にフィットする欧文フォントをまとめてアクティベートすることができます。

TA-F1ブロックライン　https://fonts.adobe.com/fonts/ta-f1blockline

「TA-方眼K500」は、文字の正方形（ボディ）を上下・左右それぞれ12等分し、内側の10×10のグリッド上でデザインされた書体です。画線を水平、垂直、45度の斜線に限定することで、ほかの書体にはないグラフィカルな印象を与えることができます。Adobe Fontsでは角ゴシックタイプの「TA-方眼K500」のほか、丸ゴシックタイプの「AB-方眼Ｍ500」も利用することができます。
「TA-方縦M500」は「TA-方眼K500」の骨格をベースに、おもに縦画の一部を太らせた書体で、文字を並べるだけでロゴタイプのような印象を与えることができます。方眼、方縦はいずれも、味岡伸太郎さんによってデザインされています。

TA-方眼K500　https://fonts.adobe.com/fonts/ta-hougan-k500　TA-方縦M500　https://fonts.adobe.com/fonts/ta-houdate-m500

「TA-楷」は、味岡伸太郎さんによってデザインされた楷書の骨格を持った角ゴシック体です。
直線的でありながら、やわらかさを感じさせるその文字は、文章として組み上げたときのバランスも抜群。スラブセリフのアルファベット、オールドスタイルの数字にも注目したいフォントです。
「TA-ことだま」は、アートディレクター、デザイナーであり、タイプデザイナーでもある山田正彦さんが手がけた書体です。文字のバランスをわずかに崩すことでやわらかい表情を生み出しています。
スキルインフォメーションズから提供されている「TA-ことだまR」のほか、Adobe Fontsでは「AB-ことだまL」「AB-ことだまF」「ABことだまU」も利用することができます。
「TA香蘭」は書家の香蘭さんの文字をフォントにした、スキルインフォメーションズのオリジナル書体です。優雅さ、ゆとりを感じさせるふっくらとした文字は、挨拶状や販促ツール、POP等、幅広く活用することができます。

TA-楷　https://fonts.adobe.com/fonts/ta-kai　TA-ことだま　https://fonts.adobe.com/fonts/ta-kotodama　TA香蘭　https://fonts.adobe.com/fonts/ta-kouran

「TA-ルビー」は竹内謙治さんによって作られたデザインフォントです。
一文字一文字に意匠が散りばめられたデザインによって、テキストにポップな彩りを加えることができます。漢字、かな、英数字までしっかり用意されているので、たとえば目立たせたい英語や数字部分だけにこのフォントを使って引き立たせるという使いかたも効果的です。

TA-ルビー　https://fonts.adobe.com/fonts/ta-rb

欧文と合わせて魅力アップ！　レトロでユニークなフォントパック

Adobe Fontsで使用可能な多くのフォントのなかから、イメージや目的にあわせて厳選して提供する「フォントパック」に、「レトロでユニークな和文＋欧文パック」が追加されました。
このフォントパックでは、スキルインフォメーションズの個性的な和文フォント・4書体と、各書体に合う欧文書体をピックアップしました。ユニークなフォントを、欧文書体と組み合わせて、お互いの文字の魅力を引き立たせてみましょう。

• TA-F1ブロックライン
• Bigfish
• Shuriken Boy
• TA-ルビー
• Acier BAT
• BD Brick
• TA-方縦M500
• Shimano Square Light
• TA-方眼K500
• Vox

Adobe Fontsでフォントパック「レトロでユニークな和文＋欧文パック」を見る
https://fonts.adobe.com/collections/retro-unique

［200書体フォントパックが大幅割引セール中］
スキルインフォメーションズが取り扱う書体のうち、基本書体からデザイン書体までを幅広く網羅したフォントセット「FontsSS 日本語フォントプレミアム 200書体」が、Adobe Blog掲載と、ベクター社プロレジ大賞グランプリ受賞を記念して期間限定セールを実施中。
［期間］ 2022/8/18 〜 9/1
［価格］ 2,980円（通常税込価格：161,700円／単体購入時55万円相当）
［収録内容］ ＊詳細は webページ 参照

• 基本フォント19書体
• アーティストフォント 91書体
• デザイン系フォント19書体
• 筆文字系フォント5書体
• 手書き系フォント66書体

Adobe Fontsを無料で試してみる
https://fonts.adobe.com/

Adobe Fontsでスキルインフォメーションズのフォントを見る
https://fonts.adobe.com/foundries/skill-information-s-co-ltd

スキルインフォメーションズ
MOJI｜https://www.font.jpn.com/
web｜https://www.sic-net.co.jp/