Premiere ProからYouTubeやTwitterに直接アップロードする方法とアップロードする時の心構え
みなさんこんにちは、SNS映像クリエイターのJonsAn / じょんさん(TikTok : @john_pocket_vlog)です。
今回は第5回「Premiere ProからYouTubeやTwitterに直接アップロードする方法とアップロードする時の心構え」についてお伝えします。
みなさんは各種SNSに動画をアップロードするときはどのようにアップロードしていますか?一度動画をファイルとして書き出してから、それぞれのSNSにアップロードをしている方が多いのではないでしょうか。実はPremiere Proには、SNSに最適化された形式で書き出しをして、そのまま直接SNSにアップロードをすることができます。
また、SNSに動画をアップロードする時には「せっかくアップしても反応が無かったらどうしよう」とか「見てくれた人に変に思われたらどうしよう」など、いろいろな悩みを覚えることもあると思います。そういった時に役立つ考え方も合わせて紹介いたします。
Premiere ProからYouTubeに直接アップロードする方法
まずはPremiere Proで【書き出し】を選択しましょう。そして、【メディアファイル】をOFFにして【YouTube】をONにします。
YouTubeの書き出しに最適な設定にしましょう。【プリセット】を選択し【その他のプリセット】を選択します。
プリセットマネージャーの画面になります。検索欄で【YouTube】と検索しましょう。そして、YouTubeに適した形式の書き出し形式がいくつか出てきますが、【YouTube 1080p フルHD】が最も一般的な設定ですので、こちらを選択しましょう。
次に自分のYouTubeにサインインしましょう。パブリッシュにある青文字の【サインイン】をクリックします。
そうすると、Googleアカウントへのログインを指示されますので、ご自身がアップロードしたいチャンネルのGoogleアカウントにログインしましょう。
Googleアカウントにログインができたら、再びPremiere Proの画面に戻って動画に必要な諸情報を記入していきましょう。
①チャンネル
動画をアップロードしたいチャンネルが表示されているか確認してください。もし動画をアップロードしたいチャンネルが表示されていなければ、一度サインアウトを選択してGoogleアカウントを再度確認してみましょう。
②再生リスト
YouTubeの「再生リスト」をここから選択することができます。特に設定していない方は「なし」のままでも構いません。
③タイトル
動画のタイトルになります。自由に記入してください。
④説明
動画の概要欄にあたります。こちらも自由に記入してください。
⑤プライバシー設定
「公開・限定公開・非公開」のいずれかを選択します。すぐに公開したい場合は【公開】に、特定の誰かにだけ共有する場合は【限定公開】に、誰にも公開せず自分だけが見れる状態にする場合は【非公開】にしましょう。
⑥タグ
YouTubeのタグになります。タグはコンテンツを検索でヒットしやすくするために動画に追加できる説明的なキーワードですので、コンテンツにあったタグがある場合は入力すると良いでしょう。
⑦カスタムサムネール
ここから動画のサムネールを設定できます。
【ソースビデオ内のフレーム】を選択すると任意の時間、もしくは現在選択されている秒数の場面をサムネールとして設定することができます。
【画像ファイルから】を選択すると、任意の画像ファイルをサムネールとして選択することができるようになります。
⑧アップロード後にローカルファイルを削除
アップロードする動画をローカル(パソコン上や、SSDやHDDなどの外部ストレージなど)にも保存したい場合はここはチェックを入れないようにしましょう。動画を保存する必要が無い場合はチェックを入れるとファイルが保存されないようになります。
あとは【書き出し】を選択することでYouTubeに直接アップロードができます。
Premiere ProからTwitterに直接アップロードする方法
続いてTwitterに直接アップロードする方法もまとめます。流れはYouTubeにアップするものと同じです。
まずはPremiere Proで【書き出し】を選択しましょう。そして、【メディアファイル】をOFFにして【Twitter】をONにします。
Twitterの書き出しに最適な設定にしましょう。【プリセット】を選択し【その他のプリセット】を選択します。
検索欄で【Twitter】と検索しましょう。そして、Twitterに適した形式の書き出し形式がいくつか出てきますが、【Twitter 720p HD】が最も一般的な設定ですので、こちらを選択しましょう。
次に自分のTwitterアカウントにサインインしましょう。パブリッシュにある青文字の【サインイン】をクリックします。
そうすると、Twitterへのログインを指示されますので、ご自身がアップロードしたいアカウントにログインしましょう。様々なログイン方法がありますので、こちらは好みでお選びください。
アカウントへのアクセス許可を求められますので【連携アプリを認証】を選択しましょう。これでPremiere ProとTwitterアカウントが連携されました。
最後に、動画に必要な諸情報を記入していきましょう。YouTubeに比べてTwitterは確認するべき項目は少ないです。
①ステータス
ここがTwitterの投稿文にあたります。
②アップロード後にローカルファイルを削除
アップロードする動画をローカル(パソコン上や、SSDやHDDなどの外部ストレージなど)にも保存したい場合はここはチェックを入れないようにしましょう。動画を保存する必要が無い場合はチェックを入れるとファイルが保存されないようになります。
あとは【書き出し】を選択することでTwitterに直接アップロードができます。
じょんさん流、動画をSNSにアップする際の心構え
続いて、SNSに動画をアップする際の心構えを皆さんにお届けしたいと思います。主に「SNSに動画をアップする活動をしたいけど、あと一歩踏み出せない」という方向けの内容となります。
まだ動画をアップしたことがない、もしくは動画をアップし初めて日が浅い場合は、動画をアップする際に不安を感じることはごく普通のことです。「誰にも見られなかったら恥ずかしい」とか「あまり再生数が伸びなかったらどうしよう」といったネガティブな考えが頭をよぎります。私自身も同様に、何も動画をアップしたことがない時は不安な気持ちでアップロードボタンを押していました。
しかし、SNSにアップする動画はその人自身の”好きなもの”や”興味のあるもの”であることが多いものです。SNSの種類によって程度の差はありますが、YouTubeやTikTokなどは その動画に興味のある人が見るという仕組み となっています。そのため、どんなものであっても自分が選んだトピックに関心を持つ人々に対して、価値のあるものである可能性を持っていると思います。
ですので、最初は「誰々に届けるんだ」とか「絶対成功するんだ」などと気を張ってあれこれ考えるよりも、深く考えずに 「自分がやりたいと思うこと、得意なこと、情熱を持っていることを中心に、自分なりのオリジナルな内容」 を心がけて作り、発信をすると良いのではないかと思います。
そして、視聴回数やフォロワーの数は後からついてくると考えて良いのだと考えます。
また、SNSで多くのフォロワーを獲得する秘訣は 継続すること です。一度動画をアップロードしただけでは、フォロワーが増えることはありません。逆に自分が視聴者であった場合を想像してみると分かりやすのですが、動画投稿数が1つや2つのチャンネルやアカウントをフォローしたいとは中々思わないと思います。
最初は動画を作ること自体が不慣れで「こんなに頑張ったのに成果が出ない…」となってしまう気持ちはとても理解ができます。
しかしながら、定期的に新しい動画をアップロードし、コンテンツを増やしつつ、そしてコンテンツを改善し続けることで次第に視聴回数やフォロワーが増えていくものです。
まとめ
今回はYouTubeとTwitterに動画を直接アップロードする方法と、SNSに動画をアップする際の心構えをお伝えしました。各種SNSに直接動画をアップロードをする方法を知っておくと、時短に繋がります。また、SNSに動画をアップする際の心構えは必ずしも全員に役立つ内容ではないのかもしれませんが、動画をアップすることに躊躇してしまう人や、いつか躊躇してしまった時にはぜひ読んでいただき、皆さんの背中を後押しするものとなればと思っております。