日本大学 芸術学部にてPhotoshop& Illustratorセミナーを開催。アプリを楽しく学びスキルアップしよう

Creative Cloudのクリエイティブツールはプロだけが使うものではありません。学生はもちろん、生徒や児童のみなさんも、早くからクリエイティブスキルを身につけることで、より有利に、早く自身のステップアップに繋げることが出来ます。

7月24、25日の2日間、日本大学 芸術学部の学生約110名に向けて「プロも使う『Photoshop』と『Illustrator』を学べばデザインはもっと楽しい!未来の自分の可能性を広げよう!」と題して、Photoshop & Illustratorセミナーを開催しましたので、ご紹介します。

テーブルを囲んでいる子供たち 中程度の精度で自動的に生成された説明

アドビの紹介と、アドビが提供するアプリの全体像を知って貰う

机の上に座っている人々 低い精度で自動的に生成された説明

卒業後に希望する進路について質問すると、広告代理店やデザイン事務所の業種に多くの手があがった

本セミナーは、リアル開催に加え、オンラインとの併催となりました。セミナーを受講したのは、本校のデザイン学科1年生。デザインの基礎をコミュニケーションとして捉え、その基礎知識と技術の習得を、日々学んでいる学生です。
パソコンやアドビ製品に触れるのが初めての学生も多く、これからデジタルでのクリエイティブを学んで行くみなさんです。本セミナーでは、一つ一つの工程を丁寧に、ゆっくりと一緒に学び、アプリを“楽しむ”事を重点に置いて実施しました。

Photoshopの基礎知識を学び、写真加工の楽しさを体験

人, 屋内, テーブル, コンピュータ が含まれている画像 自動的に生成された説明

Photoshopの基本知識を学ぶ

人, 屋内, 民衆, テーブル が含まれている画像 自動的に生成された説明

ニューラルフィルターによる自身の写真の変化を見ると笑顔が溢れる

椅子に座ってノートパソコンで作業をしている人達 中程度の精度で自動的に生成された説明

自身が加工した写真の様子を共有し合い楽しむ姿も

1日目はPhotoshopのセミナーを実施しました。Photoshopで出来ることは何なのか、Illustratorとの違いは何なのか?などの基礎知識を学びました。
IDを持っていれば誰でも無料で使う事の出来る「Adobe Stock」から “ペンギン”の写真を使い、「コンテンツに応じた塗り潰し」や「空を置き換え」機能を体験。ニューラルフィルターの機能を使って顔写真を様々に変化させる時間では、驚きと笑い声が溢れ、学生のみなさんの眩しい笑顔を見ることができました。
Photoshopに慣れている学生や、初めてアプリに触れる学生など、そのスキルレベルは様々です。思い思いに写真加工をして新しい画像を作る学生もいれば、1つの機能にじっくり向き合う学生もいたりと、自身にとって必要な時間を過ごしていただきました。

自由な発想でオリジナリティ溢れる名刺を作る

2日目のIllustratorのセミナーでは、テンプレートをベースに自身の名刺を作ることにチャレンジいただきました。
仕事としてデザインを行うのは、必ずしも自分の想いだけで作るわけではありません。クライアントの意向やそれを取り巻く環境など、様々な要素を考慮しデザインを実現する必要があります。しかしこのセミナーでは、ご自身の作りたいものを、好きな発想で、自由にデザインしていただきました。
前日に学んだ「Adobe Stock」の素材を使って制作する学生も多く、Illustratorを体感する高揚感で教室内が活気に湧きました。操作に慣れて自身の名刺作りに集中すると、一転して教室内は静まりかえります。学生のみなさんの高い集中力とクリエイティブ意欲に驚きました。
チュートリアルを使い、図形を変形させて“レモン”を作る時間では、「おもしろい!」「えっ、凄い!」など、自分で“レモン”が作れることの喜びが窺える声があちらこちらから聞こえました。

部屋の中でコンピューターを使っている人々 中程度の精度で自動的に生成された説明

名刺作りに集中する時間では教室内は静まりかえる

ノートパソコンで作業をしている人たち 中程度の精度で自動的に生成された説明

操作で躓いても友人同士で教え合いながら問題をクリア

お互いのデザインを見せ合って笑い合う姿

“アプリを使えること”を自分の武器に

机の上に立っている男性 低い精度で自動的に生成された説明

本セミナーを実施された、日本大学 芸術学部 デザイン学科主任 長瀬浩明教授

芸術学部 デザイン学科主任の長瀬教授は「アプリを使い倒しましょう。使っているうちに疑問も湧いてくるが、都度確認して学んでいけばいい。このアプリを使えることは自分の武器になる。この恵まれている環境をフル活用して欲しい」と話します。
当校では、学生全員が自身のパソコンを持ち、全員が大学でCreative Cloudを使える環境を整えておられます。当校がこのような環境を整えられたのは実はここ数年のこと。どのような環境下でも自身の創造性を発揮し、社会に貢献する力を養う土壌を作るという教育指針を掲げる中、現代の状況に鑑みるとパソコンスキルは必須だと判断され、いまの学習環境が実現しました。

試行錯誤しながらIllustratorを学ぶ学生達

屋内, 人, テーブル, 女性 が含まれている画像 自動的に生成された説明

ペンを握りながら熱心に画面を見る学生のノートには、びっしりと学んだ内容が書き込まれていた

アドビのアプリの習得は必ずしも容易いものばかりではありません。しかし、勇気を持って飛び込み、まずはアプリを楽しみ、面白いと感じて欲しいという、当校の先生方の強い想いで今回のセミナーが実施されました。
「楽しかったのでこれからもっと学んでいきたい」「とても理解が深まった。これから使いこなせるように頑張りたい」「作業しながらテクニックも学べてとても楽しかった」など、セミナー終了後のアンケートでは学生のみなさんが如何にアプリを楽しんでもらえたかが伝わる多数のコメントをいただき、先生方の真意が見事に届いた結果となりました。また、「初心者で周りと差がつくのが怖かったけど、今回のセミナーでアドビのアプリは使うのが楽しいということが分かった」「ずっと触れる勇気が出なかったので、この機会に使うことができて良かった」といったコメントも多く、アドビのアプリに触れるハードルがひとつクリアできたことも感じられました。

初めて触るアドビ製品に不安もあったかと思います。わたし自身、今回のセミナーは“誰ひとりおいていかない”というコンセプトをたて、みなさんと一歩ずつ、丁寧に一緒に学びながら進めることを重要視し実施させていただきました。「丁寧な説明もわかりやすく、本当にこのセミナーを受けて良かった」「分からなかったら、分かるまで教えてくれたのが良かった」「これからの活動に繋がる学びになった。大学でのアドビ生活頑張ります」といった感想も沢山いただけたことは、わたし自身の活力にもなりました。

人, 屋内, グループ, 子供 が含まれている画像 自動的に生成された説明

セミナーに参加してくれた学生のみなさんと、先生方

本セミナーを通じて、アプリの楽しさを知り、チャレンジのきっかけとなったことは、これから学校でクリエイティブを学ぶみなさんにとって重要な経験となったのではないでしょうか。
社会におけるクリエイティブの必要性が高まっていく中、今回学んだPhotoshopとIllustratorはおそらく長くみなさんの活躍と共に歩んでいくアプリ達です。今回のセミナー体験を起点として、アプリを楽しみながら習得し、将来のみなさんの飛躍に繋がることを願います。

アドビは学生のみなさんへ、学校教育におけるクリエイティブスキル向上をサポートします。