Adobe Fontsオススメ欧文書体-筆記体・手書き風・等幅フォント編|文字とフォントのことはじめ11

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Adobe Fontsでさらに見つける!欧文書体の新定番

文字・フォント・デザインの情報をお届けする連載「文字とフォントのことはじめ」、第11回は第10回に続き、欧文書体のなかからオススメフォントを紹介していきます。
フォントをセレクトするのは、今回もTypeCache を運営する Akira1975 さん。Adobe Fontsで使える欧文書体のなかから、筆記体・手書き風・等幅の3つのジャンルで「おさえておきたい定番書体」「あると便利な書体」「注目の書体」を紹介します。

参照:文字とフォントのことはじめ10Adobe Fontsオススメ欧文書体-SerifSan SerifSlab Serif編」

ことはじめ11|Adobe Fonts書体見本の構成

筆記体のオススメ書体

Adobe Fontsの欧文書体は、Serif、San Serif、Slab Serif、筆記体、手書き風、等幅という6つのジャンルに分けられています。筆記体はSan Serif、Serifに次いで書体数が多いジャンルで、2024年1月現在、376のファミリーが提供されています。
カリグラフィースタイルの文字から、ブラシで描いた文字まで、元となる筆記具によってさまざまなデザインがあります。ウェイトバリエーションを持たない書体が多い一方で、合字や異体字が豊富に用意されているケースが多々あり、文字(グリフ)の選択次第でデザインの印象を大きく変えることができるでしょう。文字として収録されている飾り罫やオーナメントは、デザイン素材としても効果的です。

筆記体|おさえておきたい定番書体

ことはじめ11|Adobe Fonts書体見本

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筆記体|使いやすい&あると便利な書体

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筆記体|注目書体

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手書き風書体のオススメ

続いて手書き風書体について紹介します。
2024年1月現在、Adobe Fontsでは159の手書き風書体がファミリーとして登録されています。
筆記体に比べて、書き手の個性を感じるデザインが多いのが特徴です。

手書き風|おさえておきたい定番書体

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手書き風|使いやすい&あると便利な書体

ことはじめ11|Adobe Fonts書体見本

手書き風|注目書体

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等幅フォントのオススメ

最後に紹介するのが等幅フォントです。
Adobe Fontsには2024年1月現在、82のファミリーが登録されています。
等幅フォントは、モノスペースフォントとも呼ばれ、文字幅が統一された書体のことを指し、タイプライターの文字を再現した P22 Typewriter のような書体から、webコーディングやプログラムに最適な Source Code のような書体まで、さまざまなデザインがあります。
*等幅フォントの書体見本には、スペースのアキ量や全体のトラッキング値を調整しているものがあります。

等幅|おさえておきたい定番書体

等幅|使いやすい&あると便利な書体

ことはじめ11|Adobe Fonts書体見本

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等幅|注目書体

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Adobe Fontsで使える欧文フォントは非常に多種多様です。
多すぎて選ぶのも大変……と諦める前に、まずはこの記事を参考に気になる書体をアクティベートしてみましょう。自身のデザインのなかでそのフォントを使ってみれば、見本で見ているときとはまったく異なる、新しい表情を見せてくれるでしょう。プロジェクトのたびに少しずつ新しい書体を追加していくことで、文字表現の可能性はどこまでも広がるはずです。

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文字の表現力を広げるフォントが揃うAdobe Fonts

アドビでは、クリエイティブには欠かせない道具のひとつであるフォントをより自由に、柔軟に使えるクラウドフォントサービス「Adobe Fonts」を展開しています。2024年1月現在、その数は日本語フォント650超、Adobe Fonts全体では25,000以上。膨大なフォントをメディアを問わず、商用/非商用問わず、自由に使うことができます。
書体名がわからなくても書体の分類や文字の特徴、表現したいイメージから探すこともでき、目的のフォントにすばやく辿り着けるようになっています。

“もっといろいろなフォントを見てみたい、使ってみたい!”
そう思えたらまずは一度、Adobe Fontsを開いてみましょう。
そこには高品質でユニークなデザインの書体が待っているはずです。

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