ACTF 2024 in TAAFに出展。アニメーション現場でAdobe Creative Cloudの活用を

人, 屋内, 民衆, グループ が含まれている画像 自動的に生成された説明

2024年3月10日(日)、東京アニメアワードフェスティバル2024実行委員会が主催する、「アニメーション・クリエイティブ・テクノロジー・フォーラム(ACTF)2024 in TAAF」にブース出展しましたのでご紹介します。

アドビブースでAfter Effects、Photoshop、Frescoを体験

After Effects、Photoshop、Frescoの体験コーナーを設置

本イベントは、“アニメーション制作に係わる制作者が必要とするデジタル制作技術に関する情報獲得の機会を提供する”ことを目的として開催され、今年で10年目を迎えます。

今回初出展となるアドビブースでは、VFXとモーショングラフィックスソフトウェアAfter Effects、最新のPhotoshopの生成AI機能、無料で使えるお絵描きアプリAdobe Frescoの紹介をしました。
ブースで製品をご案内するのはわたし岩本だけではありません。After Effectsのエキスパートであり、Adobe Community Evangelistのヤマダイさん(@ymrun_jp)にもご協力いただき、来場いただいた皆さんと様々なコミュニケーションをしました。

After Effectsの詳細はこちらから
https://www.adobe.com/jp/products/aftereffects.html

Photoshop - AI画像生成・生成塗り
https://www.adobe.com/jp/products/photoshop/generative-fill.html

Adobe Frescoの詳細はこちらから
https://www.adobe.com/jp/products/fresco.html

コンピューターを使っている男性 低い精度で自動的に生成された説明

Adobe Community Evangelist・ヤマダイ (@ymrun_jp)氏

来場者とのコミュニケーションを通じて情報共有の場に

After Effectsは、高品質のモーショングラフィックやビジュアルエフェクトを動画に加えることのできるツールとして、業界標準となっているアプリです。アニメーション業界においても、動画制作からVFX、モーショングラフィックス、アニメーション制作、ポストプロダクションまで幅広い用途で活用されています。
絵コンテを作る際にAfter Effectsが活用されるシーンも多く、ストーリーボードとの親和性の良さから、来場者からは「iPadでも使えると嬉しい」という声や、After EffectsとSubstance 3Dが連携できるようになったことは歓迎すべき点であるなど、アニメーション業務の現場の声としてたくさんのフィードバックをいただきました。

また、日々の業務でPhotoshopを活用しているユーザーからは、コスト面の運用における課題定義や、社内外で共同制作をする現場でのバージョン統一のハードルの高さについて率直な意見を聞くことができ、我々にとっても価値のあるコミュニケーションの場となりました。

After Effectsにはさまざま機能を拡張するプラグインがありますが、会場内にはAfter Effectsのデジタルアニメーションの撮影工程向けプラグインを提供しているピー・ソフトハウスさんもブース出展されており、企業間での交流を計ることもできました。

3DネイティブサポートのAfter EffectsとSubstance 3Dの新ワークフロー
https://blog.adobe.com/jp/publish/2023/11/03/cc-ccdojo-460-after-effects-substance-3d

数秒に凝縮する物語性と世界観。アニメーション作家・安田現象さんがAfter Effectsで彩る 3DCGの映像美
https://blog.adobe.com/jp/publish/2022/08/26/cc-design-customer-stories-05-gensho-yasuda

人, 屋内, 男, グループ が含まれている画像 自動的に生成された説明

アニメの原画を手掛ける仕事をしているという来場者

空港のロビーにいる人たち 自動的に生成された説明

多くの来場者で賑わう会場内

アニメーション業界にあらゆる可能性をもつAfter Effects

ノートパソコンで作業をしている人たち 中程度の精度で自動的に生成された説明

Photoshopの生成AI活用について現場の意見を聞く

コンピューターの前に立っている人たち 低い精度で自動的に生成された説明

会社の制作環境でPhotoshopを扱うためのパソコンスペックの相談

Photoshopのように感覚的な操作ができるAfter Effectsは、かつて“動くPhotoshop”と呼ばれていました。
「アニメーション業界にとって今後、古くからAfter Effectsを活用しているユーザーと、これから新たに活用するユーザーが融合していくことで、新たな活用法が見いだされていくのではないでしょうか。それに期待しています。」と、ヤマダイさんは言います。
ベテランのユーザーと新規のユーザーが共同で作業することで、新しいクリエイティブなアイデアや手法が生まれる可能性があるでしょう。それにより多様な表現が可能となり、作品のクオリティや創造性の向上が期待されます。また、効率的で効果的なワークフローが構築されることで、多くの人がAfter Effectsを活用した高品質なコンテンツを制作することができるようになり、アニメーション業界全体の発展と成長が促進されるのではないでしょうか。

熱心に説明を聞く、これからAfter Effectsを学ぶという学生達

アニメーション制作現場でもアドビツールの活用を

屋内, 電子機器, コンピュータ, 人 が含まれている画像 自動的に生成された説明

アドビブースでご対応したヤマダイ氏と、アドビのキャンペーン担当・久手堅と、デザイン製品担当・岩本

本イベントでは、企業やユーザーの皆さんからの貴重な意見やフィードバックを通じて、我々の製品やサービスの課題や強みを理解することにも繋がり、アニメーション業界を知り尽くしていない我々にとっても非常に有益な時間となりました。
アニメーション業界では既にAfter EffectsやPhotoshopを広く活用いただいていますが、今後もその豊富な機能や柔軟性により、プロフェッショナルなコンテンツを制作するための重要なツールとなっていくべく、我々も一緒に業界を盛り上げて行きたいと思います。

今後もアドビのクリエイティブツールに期待していただき、是非ご活用ください。