毎日使うPDFだからこそ安全性を意識。サイバー攻撃に「Adobe Acrobat」で備えるには

人の手 中程度の精度で自動的に生成された説明

PCやシステムが急に使えなくなった。画面には見慣れないウィンドウと「暗号化」「復元」「ウイルス」といったキーワードを含むメッセージが表示されている──。どうやらランサムウェアに感染してしまったようです……。

現在、このようなセキュリティインシデントがいたるところで起こっています。「令和5年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について (警察庁)」によると攻撃および被害数は、数年来、増加傾向が続いており「極めて深刻な情勢が続いている」と指摘されています。

社会問題とも言えるサイバー攻撃に、どのように対応するべきか。アドビは、オンラインセミナー「脱PPAP! 外部共有ファイルへの正しいセキュリティ設定とは」を通じて、有効な対策を提案しています。

経済的な損失に加え信頼やブランドを毀損

もはや攻撃者にとってサイバー攻撃はビジネス。ダークウェブで攻撃のためのプログラムやログインID/パスワードが売買されるなどエコシステムが成立し、1つの産業のような発展を遂げています。IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が発表している「情報セキュリティ10大脅威 2023」で組織編の1位であるランサムウェアをはじめ、サプライチェーン攻撃、ビジネスメール詐欺など、攻撃者は、様々な手法を駆使して企業から金品や機密情報を奪おうとしてきます。

工場の操業停止を余儀なくされる製造業。患者の受け入れを停止した医療機関など、攻撃によって受ける被害は甚大です。金額に換算すると数千万円超える損害もめずらしくありません。また、経済的な損失だけでなく、信頼やブランドも毀損するリスクがあります。

問題点が多いPPAPの代わりとしても有効

このように多様で悪質な攻撃を完全に防ぐ、万能な対策はありません。攻撃の動向やシステム環境の変化を見極めて方針を立て、複数の対策を包括的に講じていく必要があります。

ネットワークで行うもの、サーバやPCなどの機器で行うもの、対策には様々な種類がありますが、ファイルに対して行う対策も欠かせません。ほとんどの人が毎日、何らかのかたちで接しているPDFファイルへの対策は必須。アドビのオンラインセミナー「脱PPAP! 外部共有ファイルへの正しいセキュリティ設定とは」では、その具体的な方法を紹介します。

複数人での文書の共有レビューなど、PDFファイルを便利に扱えるアドビのAdobe Acrobatですが、実はセキュリティ機能も充実しています。例えば、信頼されていない送信元からの PDFファイルは、ファイルの動作を制限する「サンドボックス」と呼ばれる安全な環境で開くことができます。また、公開する際に文書に含まれている個人情報、原材料、費用などを隠したいという場合、Adobe Acrobat Proなら墨消しツールで、選択した部分をPDFから恒久的に削除することができます。「塗りつぶしたはず情報が、なぜか復元されてしまった」という心配はありません。

もちろん、パスワードをかける、閲覧者を限定する、印刷はできるが内容の変更は行えないようにするなど、PDFファイルそのものに制限をかけることも可能です。これらの機能を有効活用すれば、最近、安全性や業務効率の面での課題が指摘されているPPAP(パスワード付きのZIPファイルを送り、別のメールでパスワードを送る方法)からの脱却にもつながります。

他にも、マイクロソフトのソリューションと連携して実現するより高度なセキュリティなど、Adobe Acrobatは、多様な対策でPDFファイルの安全性を高めます。ぜひオンラインセミナー「脱PPAP! 外部共有ファイルへの正しいセキュリティ設定とは」で確認してください。もし、あなたがセキュリティ担当者なら、社員のみなさんも一緒にどうぞ。きっと全社のセキュリティ意識の向上にもつながるはずです。

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