HAL東京にてFrescoセミナーを開催。新しい表現力と可能性を体感しよう

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Creative Cloudのクリエイティブツールはプロだけが使うものではありません。学生はもちろん、これからデザインを学ばれるみなさんも、クリエイティブスキルを身につけることで、より有利に、早く自身のステップアップに繋げることが出来ます。

2024年2月20日(火)、専門学校HAL東京にて、学生60名以上に向けて「アドビが提供するプロ仕様のお絵描きツール『Adobe Fresco』を使ってイラストを描いてみよう」と題して、Frescoセミナーを開催しましたので、ご紹介します。

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レストランのブースに座っている人たち 低い精度で自動的に生成された説明

60名以上の学生がセミナーに参加

セミナーを受講したのは、CG・デザイン・アニメ4年制学科 グラフィックデザイン・イラストコース、アニメーションコースなどに通う1年生から4年生。デジタルコンテンツ分野でのキャリアを目指し、卒業後に希望する就職進路に向けて専門的な学びを日々行っているみなさんです。

同校ではイラストの授業をFrescoではなく別アプリで学んでいます。本セミナーではまずFrescoを知って貰うことからスタートしました。普段使っているアプリと比べどんな違いがあるのか?Frescoの特徴はどんなものか?どのような作品が描けるのか?等を紹介しました。

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アドビの歴史や製品のラインナップなども紹介

プロのアニメーターの講師と一緒にFrescoを学ぶ

今回のセミナー講師はわたし岩本だけではありません。同校の現役教官でありプロのアニメーターである、松林祥世先生にもご協力いただき、事前にFrescoでイラストを描いてもらい本セミナーで披露いただきました。

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同校教官でありプロのアニメーターである、松林祥世先生

モニター画面に映る男性の絵 低い精度で自動的に生成された説明

アドビのブログでも紹介している松林先生がFrescoで描いた作品

松林先生は「1枚の絵の中で、人工的なものとアナログタッチの流線を一緒に描けることが面白い。どちらのタッチを使うか選択ができる感覚を通じて、補正された線で描く良さを改めて感じた」と、自身が体感したFrescoの魅力を紹介いただきました。Frescoには、線を描いて終点を長押しすることで、直線や円を描けるシェイプを補正する機能が備わっています。
また、「線画が綺麗であればあるほど、色塗りの前にイラストのクオリティを上げることができる。その底上げができるFrescoは、他のツールには無い魅力なので是非楽しんで欲しい」と、普段使っているアプリとの違いや強みなどを学生のみなさんへ伝えました。

松林先生の作品についてはブログで詳しく紹介しています。是非ご覧ください。
松林祥世/HAL「Adobe Frescoなら硬い線もやわらかい線も自由に描き分けられる」

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セミナーに参加した学生の多くがFrescoを使うのは初めてという

ノートパソコンで作業をしている人たち 自動的に生成された説明

手を止めることなく高い集中力で画面に向き合う学生たち

本セミナーはハンズオン形式で、一つ一つの操作を全員で確認しながらイラストを描くことにチャレンジしました。操作で躓いても、すぐに講師と一緒に課題をクリアしてステップアップしていけるのもハンズオンセミナーの良さの1つです。また、友人同士で画面を見せ合いながら描き心地を試す姿も見られ、初めてのアプリを楽しみながら使い心地に慣れていただけたのではないでしょうか。

ノートパソコンで作業をしている人たち 自動的に生成された説明

学生同士でお互いの画面を見せ合う姿も多く見られた

机の上のノートパソコンを見ている人たち 低い精度で自動的に生成された説明

操作に躓いても講師と共に課題をクリア

Frescoで描いた作品でイラストコンテストを開催

今回セミナーに参加した学生のみなさんには、Frescoを使って描いた作品を投稿するイラストコンテストに参加いただきました。3週間の期間を設け、「冬」or「春」をテーマに思い思いに描いていただきます。
全作品の中から3作品を、松林先生に選んでいただきましたのでコメントと共にご紹介します。

@てんもんさん

松林先生選評:人工物の描線に補正線質を活かして、ファンタジックなキャラクターにリアリティを持たせて魅力的に描けています。色もきれいです。

@むーと (あがり)さん

松林先生選評:かわいらしいモチーフ、色合いの中にfrescoの特性を生かして質感を持たせることでオリジナリティを出しています。

@icchouさん

松林先生選評:人物に油彩、背景に水彩を生かした試験的な塗りにチャレンジしていますね。存在感の演出に活きているのが素晴らしいです。

投稿された作品はどれもクオリティが高く、皆さんの吸収力の高さと表現力の豊かさに大変驚きました。作品はX(旧Twitter)でハッシュタグ「#HAL」「#Fresco」で検索するとご覧いただけます。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!

アプリを習得して多様な表現力を手に入れる

HALは学生の希望者就職率100%を実現するなど、高い就職率を誇ります。それは、経験豊富な業界の専門家から実務経験に基づいた実践的なカリキュラムを提供するなど、業界のニーズや技術に基づいて設計されているからでしょう。

今回セミナーに参加した多くがFrescoを使ったことが無いという学生のみなさんでしたが、セミナー中にいただく質問は、UIのカスタマイズについてや、タッチショートカット機能の活用法についてなど実践的な内容が多く、デジタルツールに対する吸収意欲と感度の高さが窺えました。

セミナー終了後のアンケートでは、「最高の授業だった。また機会があったら参加したい」「アドビのソフトについて色々知れて楽しかった」などの感想を多くいただき、Frescoセミナーを楽しんでくれたことを感じました。
また、「自分にはピッタリのアプリだと思った。今後使ってみようと思う」「これからFrescoを使って新しい表現にチャレンジしていきたい」「普段使っているソフトにはない機能があり、絵の幅が広がった」などの声も多く、今後のご自身のクリエイティブに活かしていただける手応えを感じていただけたと思います。

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セミナー終了後にもたくさんの学生が質問や会話をしにきてくれた

セミナーに参加してくれた学生のみなさんと、村上諭先生、松林祥世先生

アプリの選び方も、表現の手法も、正解はひとつではありません。様々なアプリにチャレンジし、ご自身に合う形を積極的に見つけてください。それは無限の表現力となり、社会に出たときの自身の大きな強みになるはずです。

今回のセミナーをきっかけに、Frescoをイラストを描くための選択肢の1つとして、是非ご自身の“道具箱”に入れてください。そしてそれがみなさんの将来の活躍に繋がれば幸いです。

アドビは学生のみなさんへ、学校教育におけるクリエイティブスキル向上をサポートします。