「私のイチオー業務川柳」入選作品および最優秀作品を発表
アドビは6月15日の「PDFの日」を前に、「私のイチオー業務川柳」の入選作品および最優秀作品を発表しました。
「私のイチオー業務川柳」は、デスクワーカーの皆様の「やらなくていいかもしれないのに一応やっている業務」をテーマに、ソーシャルメディア上で川柳形式にして投稿いただく企画です。5月15日から5月29日の応募期間中、1,000件以上の応募があり、盛り上がりをみせました。
厳正なる審査の結果、最優秀作品に選ばれたのは40代 会社員の「6月屋」さんによる「電子書類 印刷手書き 再スキャン」です。デスクワーカーなら誰もが経験をしたことのあるPDFデータなどの電子書類を「仕方がなく印刷する」行為。PDF上で編集することも可能ですが、印刷して手書き入力して押印、再スキャンして送る様子を、テンポ良く表現していることが評価されました。その他、入選20作品は下記のとおりです。
■入選20 作品(順不同)
- 決裁は 根回し済で 形骸化
- 空気読み お辞儀ハンコで ヨイショする
- FAXを 送った後の 確認TEL
- 使うかも 消せずに貯まる 過去データ
- 紙の書類 スキャンしたのに 取っておく
- 承認印 電子と紙の 二刀流
- 役員の 会議資料は フルカラー
- 「紙無くす」 通知するのに 紙使う
- 領収書 捨て時わからず また保管
- デジタル化 上司の指示は 紙ってる
- ハンコ押す ただそれだけに 行く会社
- 紙でくれ 言われてないが 紙で出す
- 念のため イチオースクショが メガバイト(MB)
- 紙無くせ 行動計画 紙出させ
- 納品書 一応原本 送ります
- ペーパレス 推進せよと 書類(かみ)回る
- 会議室 予約入力 張り紙も
- データ便 送りましたと メールする
- 電話する 前にLINEで お伺い
- インボイス データで受け取り まず印刷
■「みんなでSTOP 一応やってる仕事~5つのSTOP宣言~」を発表
アドビは、文書業務管理のクラウドサービス「Adobe Acrobat」の提供などを通じ、紙文書のデジタル化による業務効率化と働きやすい環境の実現を支援しています。コロナ禍におけるリモートワークの普及や電子帳簿保存法の改正による電子取引における契約書の電子保存の義務化などを受け、日本のビジネスパーソンのワークスタイルにもより一層デジタル化が求められるようになっています。
しかし、アドビが行った調査では、8割以上(82.8%)のビジネスパーソンが「非効率な慣習が続いている」と回答しており、無駄だと感じている習慣として、書類への押印、捺印(52.2%)、メール送信時の定型文(43.0%)紙資料の印刷・配布(38.6%)、手書きでの記載が必要な書類の作成(35.6%)等をあげています。こうした「一応やってる」という仕事が、企業の生産性を下げている可能性があります。
そこでアドビでは、「みんなでSTOP 一応やってる仕事~5つのSTOP宣言~」というスローガンを新たに掲げました。ビジネスパーソンだけでなく、会社、上長、顧客なども巻き込んでAdobe AcrobatやPDFなどを活用しながら、デスクワーカーにとって働きやすい未来を創っていくためのスローガンです。
「みんなでSTOP 一応やってる仕事~5つのSTOP宣言~」
- STOP:請求書や領収書の原本の二重郵送
- STOP:会議資料のプリントアウト
- STOP:印刷して捺印してまたスキャン
- STOP:押印と 電子署名の 二重手続き
- STOP:メール添付ファイルのパスワード後送
アドビではこのスローガンのもと、ビジネスシーンでのさらなる業務効率化のために今後も企業のDXを支援してまいります。