管理負荷の軽減から節税まで「Adobe Acrobat」サブスクリプションのメリットとは

もしかしたら、若い世代の方の中には、もうぼんやりとした記憶しか残っていないかもしれませんが、以前、音楽はCD を購入し、プレーヤーにかけて楽しむのが当たり前でした。自宅で映画鑑賞を楽しむ場合も同じです。DVDやブルーレイディスクを購入するか、レンタルして楽しむのが一般的でした。

この顧客体験を大きく変えたのが、サブスクリプションのサービスです。サブスクリプションは「定期購読」「定額制」「会費」などの意味。音楽や映画は、定額の配信サービスで、聴き放題、見放題が当たり前になっています。

実は「Adobe Acrobat」は、これからサブスクリプションのみの提供になります。音楽や映画のサブスクリプションが、常に新しいコンテンツを通じてワクワクを提供しているように、アドビももっと便利、もっと安全・安心にPDFを利用できる機能や環境を提供し続けていきます。

ここでは、オンラインセミナー「Acrobatの永続版からサブスクリプションへの切り替えメリットについて」から、「Acrobat」のサブスクリプションの代表的なメリットの一部を紹介します。シリアルライセンスで認証する永続版を利用している方も、すでにサブスクリプションを利用している方もぜひ参考にしてください。

Acrobat（永続版）のサポートが終了

見積書や請求書、マニュアル、提案資料など、私たちは、仕事の中で様々な文書を扱います。それらがデジタル化されている場合、多くはPDFフォーマットで保存されているのではないでしょうか。

PDFという文書フォーマットは、文書の永続的な保管などを目的にアドビが開発し、その仕様をオープンに公開したものです。その価値が認められ、瞬く間に世界に広がり、アドビの調査では、現在、年間3兆個以上のPDF文書が作成されています。

では、みなさんは、PDF文書をどのアプリケーションで開いたり、編集したりしていますか。「Acrobat」と回答してくれた方、ありがとうございます。おそらくPDFのことを、誰よりも理解しているのは開発者であるアドビ。ですから、PDFを最もうまく扱えるのも「Acrobat」だと、アドビは自負しています。

例えば、PDFは長期保管や閲覧性を確保するためにISO 32000-1で標準化されていますが、「Acrobat」なら、それに完全に準拠したPDFを作成できます。文字が読めない、検索できない、正しく表示できない、開けないということは起こりません。ISOへの完全準拠については、オンラインセミナー「Acrobatの永続版からサブスクリプションへの切り替えメリットについて」でも紹介していますから、ぜひ確認してみてください。

しかし、今、利用しているのが「Adobe Acrobat 2020 (永続版)」などの場合は注意が必要です。先ほど述べたとおり、「Acrobat」は、今後、サブスクリプションのみの提供になります。永続版は、引き続き利用いただくことはできますが、近くサポートが終了し、ソフトウェアのバグやセキュリティに関するアップデートやお知らせは受けられなくなります。

サブスクリプションならではのメリットが多数

アドビは、みなさんにぜひ「Acrobat」のサブスクリプションを利用いただきたいと考えています。サブスクリプションには、様々なメリットがあるからです。

まずセキュリティです。永続版のサポート終了について話しましたが、サブスクリプションにはサポート終了がありません。自身で脆弱性を保護するためのパッチを当てる必要もなく、常に安全に利用し続けられます。

また、ライセンス管理もシンプルになります。永続版のライセンスは、利用するPC台数ごとに購入する必要があり、シリアルナンバーなどの管理が煩雑だったのではないでしょうか。一方、サブスクリプションでは、使用するユーザーの人数に応じてライセンスを購入するユーザーライセンスに変わり、それらは管理コンソールで一元管理できます。

また、予算管理の面でも、サブスクリプションにはメリットがあります。数年に一度の大きなバージョンアップの度に、まとめてライセンスを購入し、資産として計上。数年をかけて減価償却を行うのではなく、サブスクリプションは、毎月の経費として計上できるようになります。費用負担を平準化できるだけでなく、サブスクリプションの費用を利益分から差し引いて計上できるため節税対策にもつながります。

他にもサブスクリプションには、OS・言語を問わず2台まで使える、技術的な問い合わせが無制限で行える、電子契約や共有レビューといったクラウド機能も利用できるなど、様々メリットがあります。オンラインセミナー「Acrobatの永続版からサブスクリプションへの切り替えメリットについて」で、それらを確認し、ぜひAcrobatのサブスクリプションを利用してください！

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