クリエイティブカレッジ第1期生としてAdobe Illustratorコースを受講したえかわさん。現在、京都工芸繊維大学の4年生として在学中ですが、Illustratorを学んでからこの1年間で、制作活動の幅が広がった だけではなく、新たな目標も生まれた のだそう。その変化の裏側や将来の展望について、詳しくお話を伺いました。
クリエイティブカレッジ受講のきっかけは?
大学でデザインの勉強をしています。課題制作の際にIllustratorを使わないといけないのですが、操作をきちんと習ったことがなかったので、基礎からカリキュラム形式で教えてくれるところを探していました。そこでたまたま見つけたのがクリエイティブカレッジでした。
はじめは、線と四角と丸…のようなイメージしかありませんでしたが、クリエイティブカレッジで基礎から学ぶことでどんどんイラストへと近づいていきました。
受講後すぐにお話を伺った当時のインタビュー動画がこちら
https://youtu.be/65VENfTXg3w
クリエイティブカレッジを卒業してからの1年、どんな変化がありましたか?
Illustratorコースを受講してから、大学の課題で出たポスター制作など、スムーズに取り組めるようになりました。やはり操作方法を身に着けると出来ることが一気に増えるので、授業でとても役に立ちました。
また、友人にIllustratorの基本操作を教える機会があったのですが、教えながら「あぁ、私もここで苦労したなぁ。」と数年前の感覚を思い出して、自分の成長を改めて実感しました。
あとは知人から依頼を受けステッカーの制作もしました。
クリエイティブカレッジをどんな人にオススメしたいですか?
私のような、デザイン系の学生だけどIllustratorの基本操作を教わったことが無い人にはぴったりの講座だと思います。特に1、2年生はまだ時間に余裕があるのでおすすめです!笑
あとは明確に「こういうものを作りたい」という強いモチベーションがある人に向いていると思います。具体的な目標があると、実践的な機能もすぐ使えるので早く身に付きます。
えかわさんにとってIllustratorとは?
将来を広げるための第2の武器 です。
例えて言うなら、海外留学する前の語学勉強ですかね。「ちょっとしゃべれるようになる」よりも「何をしゃべれるか」が大切で、日常会話ができても天気の話しかできないのでは意味がない。話題をより広く持つことが大切だって気づく感覚です。
Illustratorを使えるようになったから、このスキルをこれだけいっぱい使えますよ!ではなくて、あくまでも第2の武器として全く違うことと掛け合わせると自分なりの面白い道が切り開けるかなと考えています。
Illustrator は既に私の強い武器であることには違いないので、 ずっと付き合っていくことになりそうです!笑
今後の展望・将来について
大学院に進んで、プロセスデザインについて研究する予定です。何かものを作るとき、たくさんのデザイン候補のなかから、「なぜこのデザインにするのか」というのを理論づけて考えていき、それをデザインに落とし込めるようになるための研究をしたいと思っています。
自分がインターンをしている会社で、実際の広告物を制作する機会がありました。そこでIllustratorやPhotoshopのアプリを使用して制作したいくつかのデザイン候補を、クライアントへ見せるのですが、何がデザインの方向性を決定づけているのかが純粋に気になり、深掘りたいテーマだなと思ったんです。
なのでまずは実際に制作する前段階の考え方や、ユーザー心理を学んで、デザイン決定のプロセスについて研究していきたいと思っています。