【官公庁向け】アドビのライセンスプログラム、VIPとETLAについて
アドビでは2012年にCeative Cloudでサブスクリプション型ライセンスを初めてリリースし、現在では、全製品サブスクリプション型ライセンスで提供しており、アドビから提供するライセンスプログラムはサブスクリプション型ライセンスプログラムのみになります。
このページでは、サブスクリプション型ライセンスのライセンスプログラム、VIPとETLAについて解説致します。ぜひ、最後までお読みください。
VIPとETLAの違い
VIP (Value Incentive Plan)とETLA(Enterprise Term License Agreement)は共にサブスクリプション型(定額料金を支払うことにより一定期間製品やサービスを利用することができること)のライセンスプログラムですが、このふたつには大きな違いがあります。
VIP
全ての官公庁が、1ライセンスからご購入することができ、ユーザ単位、部門単位の小規模、中規模案件に適しています。
ETLA
全庁採用など大型案件向けとなり、契約最低ライセンス数、及び最低契約金額の閾値があります。
VIPについて
VIPは1ライセンスからご購入することができるライセンスプログラムです。ライセンス数に応じてボリュームディスカントも適応することができます。契約期間は、新規の場合、12か月以上48か月まで一括契約が可能で、更新は12か月毎になります。
契約期間中にライセンスを追加することは可能ですが、契約満了日は変更することはできません。
また、バージョンアップや「標準」のテクニカルサポートサービスがライセンス費用に含まれますので、契約期間中は追加費用なくご利用頂けます。
ETLAについて
ETLAは大型案件向けのライセンスプログラムです。ご契約者はアドビと個別に利用規約、契約期間、製品、ライセンス数をETLA契約書に基づいてアドビと契約を行います。
このETLA契約書にはVIPのルールでは賄いきれない特別な対応を両者合意のもと、条文に含めることができます。特別対応は、例としてVIPよりも深い特別なディスカントの提供、新規や更新の契約期間をVIPよりも長期間にすること、ETLA契約限定の製品を提供することなどです。
契約期間中にライセンスを追加することが可能であること、契約満了日を変更することは不可であることはVIP同様です。バージョンアップや「ETLA専用」のテクニカルサポートサービスがライセンス費用に含まれますので、契約期間中は追加費用なくご利用頂けます。
「ETLA専用」のテクニカルサポートサービスは、「標準」のテクニカルサポートサービスとは異なり、上級サポートエンジニアで組織されたETLA専門のサポート部門が提供し、ご契約者の環境、蓄積された過去のサポート履歴を深く理解し、いち早く課題解決の支援を行います。
この「ETLA専用」のテクニカルサポートサービスは、エンタープライズサポートサービスと言います。
まとめ
上記の通り、案件規模によりVIPとETLAのどちらかのライセンスプログラムを選択して頂きます。VIPは標準的な利用規約、テクニカルサポートサービスなどを提供し、 ETLAは大型案件に応じた特別対応、テクニカルサポートを提供し、投資に対する費用対効果を最大化するためのライセンスプログラムです。
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