【官公庁向け】アドビ製品のライセンスカウント方法
本記事では、官公庁様向けにライセンスのカウント方法について解説します。特に誤解が生じやすい部分ですので、ぜひ最後までお読みください。
アドビ製品のライセンスのカウント方法は2種類あります。
アドビの製品はサブスクリプション型(定額料金を支払うことにより一定期間製品やサービスを利用することができること)ライセンスとなり、ユーザライセンスとマルチユーザライセンスの2種類あります。
職員向け端末:ユーザライセンス
ユーザライセンスは、アドビ製品の一般的なライセンスのカウント方法です。ご導入頂いたアドビ製品をご利用されるユーザ様(ご利用者様)分に応じて、ライセンス数をご契約頂きます。
例えば、10台の端末にひとつのアドビ製品をインストールし、100名のユーザ様がご利用される場合は、その製品に対して100ライセンスのご契約が必要になります。
ユーザライセンスのインストール端末数の上限
通常版であれば、インストールする端末数の上限はありません。但し、官公庁様向けオフライン版(FRL)は、ライセンス数がインストールする端末数の上限となります。
共有端末向け:マルチユーザライセンス
マルチユーザライセンスは、共有端末向けのライセンスのカウント方法です。他ソフトウェアメーカーではデバイスライセンスという言い方をされるかと思います。
ご導入頂いたアドビ製品を共有端末でご利用される際、アドビ製品がインストールされる端末の台数に応じてライセンス数をご契約頂きます。
この場合は、アドビ製品をご利用されるユーザ数は不問です。
例えば10台の端末にひとつのアドビ製品をインストールし、100名のユーザ様がご利用される場合は、その製品に対して10ライセンスのご契約が必要になります。
マルチユーザライセンスのインストール端末数の上限
ライセンス数インストール端末数の上限となります。
官公庁向けプログラムは少し複雑なため、まずはお気軽にお問い合わせください。
マルチユーザライセンスをご契約する際の検討事項
官公庁のお客様からのライセンスに関するお問い合わせで共有端末に関するものが一番多いです。共有端末でのご利用はユーザライセンスでもマルチユーザライセンスでもどちらでも対応が可能です。マルチユーザライセンスは、ユーザライセンスよりもライセンス費用が数倍になります。
ライセンスの費用面を考えると、数名のご利用者様が1台の共有端末でご利用される場合は、ユーザライセンスのほうがライセンス費用は安価になり、逆に10名以上~不特定多数の方が1台の共有端末でご利用される場合は、マルチユーザライセンスのほうがライセンス費用は安価になります。
【官公庁向け】アドビのライセンスプログラム、VIPとETLAについて
マルチユーザライセンスをご契約頂く際の条件
マルチユーザライセンスをご契約頂くには3つの条件がございます。
- 中央省庁、地方自治体、独立行政法人、その外郭団体など、アドビが官公庁と定める法人であること。
- 官公庁向けオフライン版(FRL)であること。
- ライセンスプログラムがETLAであること。
上記3つの条件がそろうお客様のご案件のみ、マルチユーザライセンスのご契約が可能です。また、ひとつのETLAでユーザライセンスとマルチユーザライセンスの混在は可能です。
官公庁機関特有のニーズに合わせてプランを最適化
アドビでは、官公庁機関・組織のニーズに応えるため、予算が立てやすく、官公庁の購入要件に準拠した柔軟な購入プログラムをご用意しています。Admin Consoleを利用すれば、簡単な導入やコンプライアンスの遵守、ライセンスの管理も可能です。さらに、官公庁機関内の職員全員が最新のアドビツール、アプリケーション、サービスを利用することができます。官公庁向けプログラムは少し複雑なため、まずはお気軽にお問い合わせください。
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