1月24日 大塚商会にて「Adobe Creative Cloud新機能徹底解説」セミナーを実施しました

テーブルの周りに集まっている人々 AI によって生成されたコンテンツは間違っている可能性があります。

2025年1月24日(金)、株式会社大塚商会(以下、大塚商会)にて「Adobe MAX Japanを先取り!Adobe Creative Cloudの新機能徹底解説!」と題して、アメリカAdobe MAX で紹介された製品の最新機能を中心とした、デザインセミナーを実施したのでご紹介します。

屋内, 人, テーブル, 座る が含まれている画像 AI によって生成されたコンテンツは間違っている可能性があります。

本セミナーには様々な業界から約60名の方が参加

アメリカ「Adobe MAX 2024」でも多くの注目を集めたAdobe Firefly

屋内, テーブル, 人, ノートパソコン が含まれている画像 AI によって生成されたコンテンツは間違っている可能性があります。

多くの参加者がすでにFireflyを使っていると挙手

2024年10月14日~16日、米国フロリダ州・マイアミで「Adobe MAX 2024」が開催され、Creative Cloud全体で100以上の画期的なイノベーションを発表しました。中でも注目されたのは、「Adobe Firefly」技術が搭載された様々な生成AI機能です。

本セミナーの参加者のほとんどがCreative Cloudを使っていただいており、「すでにAdobe Fireflyを使っている人はいますか?」と質問すると、多くの参加者が挙手し、生成AI機能に対する高い関心が伺えました。

会議室に集まる人々 AI によって生成されたコンテンツは間違っている可能性があります。

Fireflyの紹介動画に参加者の視線が注がれる

セミナーの前半では、Adobe FireFlyの“安全性”と“信頼性”、そして“クリエイターの味方である”ことについてご紹介しました。

アドビは、このAIの時代にデジタルコンテンツにさらなる透明性と信頼をもたらすため、証明と電子透かしのソリューションの推進に取り組んでおり、私たちは、コンテンツ認証イニシアチブ、略して「CAI(Content Authenticity Initiative)」と呼ばれる世界的な連合を結成し、AP通信、New York Times、Wall Street Journal、Microsoft、NVIDIA、Nikon、Leica、Universal Music Group、Stability AIなど、業界の枠を超えた1500以上のメンバーがコンテンツクレデンシャルに賛同しています。

アドビでは、生成AIツールであるAdobe Fireflyの最初のモデルを、Adobe Stockコレクションのライセンス画像、オープンライセンスコンテンツ、および著作権が失効したパブリックドメインコンテンツのみでトレーニングしています。自社のモデルだけでなく、AIのエコシステム全体でクリエイターが作品を保護できるよう支援しています。

アドビが提供する「ジェネレーティブAI」を、安心して日々のクリエイティブワークにご活用ください。

Adobe Fireflyの生成AIで作る
https://www.adobe.com/jp/products/firefly.html

コンテンツ認証イニシアチブ(CAI:Content Authenticity Initiative)
https://contentauthenticity.org/

クリエイティブワークを加速する、IllustratorとPhotoshopの最新機能を一挙紹介

屋内, テーブル, ノートパソコン, コンピュータ が含まれている画像 AI によって生成されたコンテンツは間違っている可能性があります。

Photoshopの最新機能「不要な物を検出」のデモンストレーション

Adobe Fireflyのリリース以来、Adobe Photoshopですでに70億枚以上の画像が生成されています。
Photoshopの最新バージョンでは、画期的なAdobe Firefly Image 3 Foundation モデルの搭載により、さらなる機能強化が行われました。

最新のアップデートで、削除ツールに「不要な物を検出」機能が搭載されました。旅行写真の背景に写り込んだ観光客や、美しい風景写真の邪魔になる電線などを自動的に検知して削除し、コンテンツを新規生成して背景を置き換えることで写真から不要な要素を削除することができます。

また、「生成塗りつぶし」と「生成拡張」はディテールと正確さが大きく向上し、よりフォトリアリスティックな画像を作成でき、バリエーションも豊富になりました。ハルシネーションによりこれまであまり得意で無かった“人の顔”の生成も非常にクオリティ高く生成することが可能となり、その精度の高さを実際のデモでご覧いただきました。

高度に進化した「生成塗りつぶし」機能と新機能「画像を生成」を備えた新しいAdobe Photoshopで、すべての人に「つくる力」を
https://www.adobe.com/jp/news-room/news/202404/20240423_new-adobe-photoshop-with-gen-ai.html

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Illustratorのトレース機能の精度と利便性が大幅に向上

Illustratorの最新機能の紹介では、あらゆる形状のパスに沿ってあらゆる種類のオブジェクトを素早く取り付け、配置し、移動できる新機能「パス上オブジェクト」をデモを交えて紹介しました。この機能は多くのユーザーに好評いただいています。また、トレース機能の向上により、大幅にトレース精度と利便性があがりました。

さらに、重要なアップデート情報として、Illustratorの文字組み機能更新をご紹介しました。Illustratorのテキストエンジンは、前回のアップデートから20年以上が経過しており、その長い過程の中ではアプリケーションやそのバージョンの違いによって、テキストエンジンの挙動には差異が発生していました。そうした互換性の問題を解消し、また、これまでユーザーのみなさまから寄せられたご意見、ご要望を反映した改善が行なわれています。新しいテキストエンジンが実装されることで、Illustratorの文字組み品質はより高いものになり、Adobe Expressのようなアプリケーションでも、シンプルなUIでプロクオリティの文字組みが可能になります。

2024年10月にリリースされたAdobe Illustrator(ver.29)には、この新しいテキストエンジンが搭載されています。このエンジンを快適にお使い頂くには以前のバージョンのファイルを開くときの注意点もあります。当日セミナーにご参加いただいた方も、是非以下のブログの内容をチェックしていただき、新しいテキストエンジンを活用ください。

Adobe IllustratorとAdobe InDesignのクリエイティブプロフェッショナル向け最新機能
https://blog.adobe.com/jp/publish/2024/10/14/cc-even-more-speed-precision-power-get-started-latest-illustrator-indesign-features-creative-professionals

保存版|Illustrator 2025 登場!文字組みの改善点と新機能、過去データの取り扱いを総チェック!
https://blog.adobe.com/jp/publish/2024/11/01/cc-design-illustrator-text-update-2025

テーブルを囲む人々 AI によって生成されたコンテンツは間違っている可能性があります。

セミナー内容を熱心にメモに取る参加者の姿が多く見られた

Adobe Expressの活用で、誰でも簡単に動画制作ができる実用テクニックをレクチャー

会議室に集まる人々 AI によって生成されたコンテンツは間違っている可能性があります。

株式会社Vookの伊藤 洸一氏によるAdobe Expressの紹介

セミナー後半では、株式会社Vook(以下、Vook)の伊藤 洸一氏による、Adobe Expressを活用したデザイン・動画制作の紹介がされました。
Vookは、映像クリエイター向けの支援サービスを提供しており、映像制作のナレッジ共有サービス「Vook」の運営や、映像制作人材に特化したキャリア支援サービスの展開、法人向けに映像制作の研修を行なうなど、幅広い事業を展開しています。

伊藤氏が実際にAdobe Expressを操作しながら、テンプレートを使ったオリジナルの動画制作をデモンストレーションしました。Adobe Stockから素材を使ったり、用意されているアクション機能をテキストに充てたり、また、生成AIを活用するなど様々なテクニックを交えながらレクチャーを行いました。
あっという間に動画が編集されていく様子に参加者は注目し、直感的な操作で簡単に動画編集が行えることをご覧いただけたかと思います。

Adobe Express についてはこちら
https://www.adobe.com/jp/express/

Adobe Expressの最新機能はこちら
https://helpx.adobe.com/jp/express/whats-new/new-features/whats-new.html

会場内では終始、熱心にセミナー内容をメモに取る参加者や、大きくうなずきながらスクリーンを見つめる姿が見られました。セミナー終了後のアンケートでは、「動画作成や生成AIについて詳しく聞けて良かった。」「動画作成が簡単にできることを知ってAdobe Expressを試してみようと思った。」「大変分かりやすい内容で、今後もアドビのセミナーがあれば参加したい。」などの感想をいただき、ご自身の仕事に活用できる手応えを感じていただけたのではないでしょうか。

キッチンで作業をしている人たち AI によって生成されたコンテンツは間違っている可能性があります。

Q&Aの時間にはFireflyに関する質問が多く寄せられた

人, 屋内, 女性, 窓 が含まれている画像 AI によって生成されたコンテンツは間違っている可能性があります。

セミナー終了後も参加者と様々なコミュニケーションが行われた

大塚商会ではお客様にさらなる情報をお届けするべく、DXによる業務の効率化やプロセスの変革のヒントが見つかる、ビジネスユーザー向けのイベント「実践ソリューションフェア2025」を2月に開催されます。
わたし岩本も、「アドビが変える業務の未来! 生成AIであなたの仕事が大改革の時代へ」と題したセミナーを講演します。2月6日(木)の東京会場では既に満席をいただいておりますが、2月20日(木)の大阪会場ではまだお申し込みいただけます。(xx月xx日時点の情報です。満席になりましたらご了承ください)
是非こちらもご参加ください。

大塚商会「実践ソリューションフェア2025」の大阪講演のお申し込みはこちらから
https://www.otsuka-shokai.co.jp/event/jsf/osaka/seminar.php?sub=coment&act=B26