日本初 Adobe Student Ambassadorを発表!〜クリエイティブの新時代 学生主体で創造的な未来を切り開く〜「立命館×アドビ」のクリエイティビティを育む空間で活動を開始
2024年12月23日、立命館大学の大阪いばらきキャンパスにて、学校法人立命館におけるAdobe Student Ambassadorプログラムの開始と、学生たちの活動拠点となるSTUDENTS’ INNOVATION HUB SEEDSのリニューアルを記念したイベントが開催されました。イベントでは、Adobe Student Ambassadorの発表、彼らによるAdobe Expressを使ったワークショップ、 そして産官学地の交流会などが行われました。
立命館大学とアドビの連携が生み出す、新たな学びの場
今回のイベントは、日本初となるアドビ認定のAdobe Student Ambassadorの発表を記念して開催されました。 Adobe Student Ambassadorは、学生の視点からアドビ製品の活用と、大学全体のクリエイティブなデジタルリテラシー向上を推進する役割を担います。
イベントは、学校法人立命館 山下範久常務理事(企画担当)による開会挨拶で幕を開けました。
山下範久常務理事による開会挨拶の様子
山下常務理事は、「学生が安心して失敗できる、のびのびと様々なことにチャレンジできる場所を作りたいという思いで、大阪いばらきキャンパスを展開してきた。その中で、アドビ株式会社様とのパートナーシップは大変重要でした。未来を想像するクリエイティブな人材を育成するという立命館の思いにご共感いただき、新たな価値を創造する人材育成のためのプログラム開発に惜しみなくお力をお貸しいただいた」と述べました
また、立命館大学が掲げる中期計画「学園ビジョンR2030」についても触れ、「新たな価値を創造する次世代研究大学」を目指す上で、2024年4月のAdobe Creative Campusへの加盟が重要なステップであったことを強調しました。
続いて、アドビ株式会社 教育事業本部 執行役員 本部長の小池晴子が 「この場所が、学生の皆様がそれぞれの個性と強みを生かした創造性の花を咲かせていくための、象徴的な場所となることを期待しています」と述べ、学生たちの活躍に期待を寄せました。
Adobe Expressで創造力を開花! - 学生主体で取り組むワークショップ
Adobe Student Ambassadorは、クリエイティビティを身につける活動に意欲的に取り組み、その培ったスキルを学内に還元する活動を行います。今回、立命館大学と立命館アジア太平洋大学からそれぞれ10名、計20名が日本で初めてAmbassadorとして認定されました。彼らは、アドビ製品に関する知識や経験に限らず、大学全体を巻き込むような活動への熱意を高く評価された学生たちです。
当日開催されたAdobe Student Ambassador主催のワークショップでは、参加者がAdobe Expressの画像生成AIを使って STUDENTS’ INNOVATION HUB SEEDSのキービジュアルを作成しました。
ワークショップの様子
Adobe Student Ambassadorたちの想い - プログラムへの期待と未来への展望
今回のイベント開催するにあたり、Adobe Student Ambassadorの3名にインタビューを行い、それぞれがAdobe Student Ambassadorになった動機や、今後の活動目標、そしてアドビ製品への想いをお聞きしました。
立命館アジア太平洋大学 国際経営学部4回生 平川百合子さん
「この夏休みに2か月間、アドビのインターンシップとしてAdobe Student Ambassadorプログラムを日本にも取り入れるというプロジェクトに携わりました。インターンシップ終了後も、大学最後の学期なので、ぜひこのプログラムで何か行動を起こしたいと思い、ファウンダーとしてAPU(立命館アジア太平洋大学)チャプターを担当させていただくことになりました」
立命館大学 情報理工学部3回生 目(さっか)淑乃さん
「これまでも、アドビ関連のイベントで最新の設備が整った大阪いばらきキャンパスで様々な経験をさせていただきました。自身の体験を立命館の他の学生に広げていく役割と考え、RU(立命館大学)チャプターの代表として活動しています」
立命館大学 政策科学研究科 博士課程前期課程2回生 開原弓喜さん
「立命館とアドビが提携したことは知っていましたが、自分自身でアドビ製品を使いこなせていませんでした。そんな時に、Adobe Student Ambassadorの募集を知り、新しく踏み出してみようと思い、今回初めて関わらせていただきました。私は研究でオンラインを使った言語教育に携わっているので、映像などでアドビ製品を活用できないかと考えています」
学生の創造性を育む、産学連携の未来
立命館大学 社会共創推進本部 三宅雅人本部長は「Adobe Student Ambassadorの学生たちが主体的に活動し、学部の専門教育や一般教育では学べない知識や能力を育んでほしいと期待しています。」と話します。また「地域社会や企業・自治体とも連携し、学生たちの活動を支援することで、社会に貢献できる人材育成を目指したいと考えています。アドビツールを活用して学生たちの発想力や表現力がさらに高まるだけでなく、これらのツールを当たり前の文房具のように活用することで、教育の質も向上させていきたいです。今後は、学生主体の持続的な活動体制を構築し、大学全体、そして小中高へと展開していくことを目指します」と展望を述べました。
アドビは、今後も学生の活動を支援し、日本においてもStudent Ambassadorプログラムが、学生主体でイノベーションや新しいアイデアを創出し、社会に貢献できるようなプログラムに発展することを目指します。
※記事中の所属・肩書は取材時点のものです。
<参考>