Adobe Premiere Pro と手書き文字で「自分らしさ」を伝える

Adobe Creative Cloud は、SNS に投稿される画像やデザイン、動画などの制作にも広く活用されています。今回は、フリーランスの映像クリエイター、 ami.creator こと宮澤あみさんの Premiere Pro と Photoshop を使った映像制作テクニックを紹介します。

目次

  • 想いを言葉に、あなたらしさを映像に
  • Photoshop iPad 版で手書き文字を作成
  • 手書き文字を Premiere Pro に読み込んで編集

想いを言葉に、あなたらしさを映像に

元ライフセービング競技日本代表という経歴をもつ宮澤さんは、約 2 年前に映像クリエイターに転身。フリーランスとして映像の撮影から編集、写真撮影までを手がけています。ストーリー性やメッセージ性のある映像を得意とし、これまでにウェディングやインタビュー映像を通して、その人らしさを引き出し、心動かす多くの作品を手がけてきました。また過去の経験を活かし、現在はライフセービングスポーツ大会のプロモーション制作を年間で担当しています。自身の作品を積極的にSNSに投稿し、フォロワー数も着実に増え続けています。

「クリエイターをしていると、自分らしい映像ってなんだろう?自分だから作れる映像ってなんだろう?って壁にぶつかることもあるんだけど、今の私の自分らしい表現の一つとして、『手書き文字』を映像の中に取り入れることをよくしています」。そう話す宮澤さんの、 Photoshop と Premiere Pro を使った手書き文字入り映像制作の工程を見ていきましょう。まずは下の宮澤さんの投稿作品をご覧ください。

Photoshop iPad 版で手書き文字を作成

宮澤さんが手書き文字を作成するのに使用するのは、Photoshop iPad 版。伝えたい言葉がふと思い浮かんだときに、ノートを取り出してペンで書くように、その場ですぐ書き留められるのが便利だといいます。

1 Photoshop iPad 版を起動し、新規カンバスの設定でカンバスカラーを「透明」にします

2 ブラシツールを選択し、ブラシの種類やサイズを指定します

せっかくモデルの画像が拡張されたので、タイトル周りをもう少し自由にデザインしてみましょう。

3 スタイラスペンを使って、カンバス上に好きな文字を書いていきます

4 文字の色を変更したい場合は、自動選択ツールなどで手書き文字を選択し、任意の色で塗りつぶします

5  文字を書き終わったら、背景透過のPNG形式またはPSD形式で書き出します

手書き文字を Premiere Pro に読み込んで編集

手書き文字の画像ファイルを Premiere Pro に読み込んだら、タイムラインパネルのシーケンスにドラッグ & ドロップで追加します。あとは、エフェクトコントロールパネルでスケールや位置を調整すれば完了です。

フォントの文字とはまた違った味わいがあり、気持ちが直に伝わる「手書き文字」。今回ご紹介したように、Photoshop と Premiere Pro を使えば簡単に手書き文字入りの映像を作ることができます。文字を書くことが好きな方は、ぜひ取り入れてみてください。

宮澤あみさんのSNSアカウント

Instagram|https://www.instagram.com/ami.creator/
TikTok|https://www.tiktok.com/@ami.creator

https://blog.adobe.com/jp/promotions/products/fragments/premiere-pro-open2