【官公庁向け】資料が多すぎ!そんな悩みを“秒”で解決する生成AIとは
アドビは、長年、紙をPDFに置き換え、文書が関係する業務の高度化や効率化を図る提案を行ってきました。例えば、複数のメンバーが共同で行う資料作成の場面では「Adobe Acrobat」を利用すれば、関係するメンバー全員で文書を同時にレビューし、互いにコメントしながら、文書を完成させていくことができます。
また「Adobe Acrobat」と同じく「Adobe Document Cloud」のソリューションである電子サインサービス「Acrobat Sign」を利用すれば、契約業務の電子化が可能。マイクロソフトのソリューションなど、連携可能なソリューションと組み合わせて、契約書の作成から署名依頼、契約書の保存まで、契約業務の多くの工程を自動化することもできます。
そして、アドビのソリューションは、さらに進化しました。より強力に業務の高度化や効率化に貢献する生成AIベースの対話型エンジン「Acrobat AIアシスタント」の提供開始です。ここでは「Acrobat AIアシスタント」が官公庁や地方自治体の業務にどのように役立つかを紹介します。
官公庁や地方自治体で進む生成AI活用
大規模言語モデル(LLM)による自然で巧みな会話や、テキスト、音声、画像など、複数の情報を同時に処理できるマルチモーダルなど、生成AIの“すごさ”を目の当たりにし、多くの人が生成AIを仕事に役立てたいと考えています。住民や観光客向けに生成AIによるチャットサービスを提供したり、議事録や広報文といった文書の作成を効率化したり、官公庁や地方自治体でも様々な事例が生まれています。
様々な行政機関で採用されている生成AIソリューションは複数ありますが、ぜひ「Acrobat AIアシスタント」も活用してみてください。必ず業務の高度化、効率化に役立ちます。
「Acrobat AIアシスタント」が文書業務をサポート
「Acrobat AIアシスタント」は、対話形式で利用する文章生成系の生成AIです。PDFを開くと右上に表示される「AIアシスタント」のボタンを押すと立ち上がります。ここに「重要なポイントを3点に要約してください」といったプロンプトを入力すれば、問いかけにAIが回答。ページ数や情報量が多いPDFは、内容を把握するのに時間がかかるものですが、これですぐにポイントを抑えることができます。
文書の全文に目を通す必要がある場合でも、あらかじめポイントを把握しておけば、より効率的に読み進めることができます。「この文書を要約」「この文書のメインテーマは何ですか?」「作成者の結論は何ですか?」など、プロンプト候補も表示されるので、それを積極的に使えばクリック操作だけで簡単に文書の理解を深められます。
対象とする文書は1ファイルだけでなく、10ファイルまで同時に対象にできます。複数の文書に対して、同時に質問(プロンプト)を入力することが可能です。ファイルが複数になると情報の量や種類がそれだけ多くなりますが、「Acrobat AIアシスタント」が返す回答の中には、リンクが張られており、そのリンクをたどると回答の根拠となっているページの中のセンテンスにすぐに飛ぶことができます。
ファイルの種類はPDFだけでなく、Word、PowerPoint、テキストファイルなどにも対応。文書のボリュームは600ページ、ファイルサイズ100MBまでサポートしています。
生成AIについては、情報漏洩や事実とは異なる情報を作り出してしまうハルシネーションのトラブルが指摘されていますが、「Acrobat AIアシスタント」は、ユーザーのデータを学習することはなく、回答も対象文書にもとづいて生成されるため、インターネット上の情報など外部情報に依存することがありません。
情報漏洩やハルシネーションを気にすることなく、安全・安心に利用できます。もちろんAcrobat AIアシスタントもISMAP(政府情報システムのためのセキュリティ評価制度)にも登録されています。
日本が抱える大きな課題である少子高齢化は、子育て支援や働き方改革による少子化対策、労働力不足を補うための外国人材の受け入れ拡大、そして、若者が結婚や子育てをしやすい環境を実現するための地方創生など、多方面からの対策が必要です。
ブログ:デジタル庁が協力覚書(MoC)の取交わしにアドビの電子署名サービスAdobe Acrobat Signを採用 ~エストニア、シンガポールとデジタルで協力覚書を取り交わし~
官公庁や地方自治体の職員のみなさんが、それらの施策に専念できるよう「Acrobat AIアシスタント」が文書業務の高度化と効率化を実現します。有償の「Adobe Acrobat」だけでなく、無償の「Adobe Acrobat Reader」にアドオンでき、利用料も月額680円からと利用しやすい価格に設定しています。
「Adobe Acrobat Reader」から無料で5回、トライアルすることもできます。まずは気軽に使って、「Acrobat AIアシスタント」の力を体感してください。

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