50’sアメリカンをデザインで届けたい。夢に向かう私の第一歩 |第7期生 密着シリーズ 第3弾

Premiere Proコースを経て、Illustratorコースを連続受講した友美さん。完全オンラインでありながら、講師のサポートや仲間とのつながりを感じられたことが、挑戦を続けられた理由だと語ります。今回は、受講中と卒業後のリアルな声をお届けします。

~第7期生 密着シリーズ 第1弾~のブログはこちらから

目次

  • 「クマなんて描けるわけない!」から始まった私の冒険
  • 「全部覚えなくていいんだよ」- 心がふっと軽くなった、先生のひと言
  • スキマ時間と仲間の存在が支えてくれた学びの3か月
  • 時間に追われながらも、手にした実感
  • 卒業課題で見つけた、デザインの楽しさと達成感
  • 私にしかできない世界観を、形にしたい
  • 迷っているあなたへ、「一歩踏み出せば、世界が変わる」

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受講中のお話し

「クマなんて描けるわけない!」から始まった私の冒険

Illustratorコースの最初の課題は、先生と一緒にクマのイラストを描くこと。パソコンの前で「こんなの私にできるわけない」と思ったのが正直な気持ちでした。鉛筆なら描けるのに、Illustratorを前にすると手が止まってしまったんです。 私の中で、Illustratorは「プロのデザイナーが使うもの」という印象でした。

でも、実際に使ってみると印象は一変。先生たちはとても丁寧で、まるで隣にいるかのように優しく教えてくれました。「ここは丸、ここは三角、レイヤーを重ねていくよ」と一つひとつの工程をわかりやすく説明してくれて、最初は意味不明だった“レイヤー”も、真似していくうちに自然と理解できるように。クマが完成したときは、飛び跳ねたいほど嬉しかったです(笑)。

最初に見たツールの多さには不安もありました。「全部覚えられるのかな?ノートに書かなくて大丈夫?」と。でも、先生が直線や図形の描き方から丁寧に教えてくれて、「あ、こんなところにツールが隠れてたんだ!」という発見の連続。図形を“オブジェクト”、線を“パス”と呼ぶのも新鮮で、どんどん楽しくなっていきました。

ツールバーやメニューからいろんな機能を引き出せるのも面白くて、少しずつ「ここはこのツールだな」と自分で選べるようになると、さらに楽しさが増していきました。

「全部覚えなくていいんだよ」- 心がふっと軽くなった、先生のひと言

Illustratorを学び始めた頃、私は「先週覚えたはずのことが、もう思い出せない…」と焦ることがありました。何度も動画を巻き戻して、「どうだったっけ?」と確認する日々。そんな自分に対して、「全然覚えられていない」と落ち込むこともありました。

そんなとき、卒業課題担当のコロ先生が実践ワークショップライブの最後にかけてくれた言葉が、今でも心に残っています。

「難しいし、全部覚えなきゃって思うとしんどいよね。でも、今日はこれだけ覚えて帰ろうって、一つだけでもいいんじゃない?」

その言葉を聞いた瞬間、肩の力がすっと抜けました。全部覚えようとするからパニックになってしまう。「そんなに自分を追い込む必要はないんだ」とその言葉に救われました。

少しずつ、自分のペースで進めばいい。そう思えるようになってから、学ぶことがもっと楽しくなりました。

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卒業後のお話し

スキマ時間と仲間の存在が支えてくれた学びの3か月

受講中、仕事が忙しくて2週分、約4〜5時間の講座が溜まってしまったことがあって、「もうすぐ卒業課題も始まるのに、間に合わないかも…」と焦る気持ちでいっぱいになりました。

でも、クリエイティブカレッジはオンライン。自分の空いている時間に、好きなペースで受講できるのが大きな魅力です。1本まるごと一気に見なくても、スキマ時間に少しずつ進められる。巻き戻しや一時停止も自由自在で、自分に合ったペースで学べることは最大のメリット だと思います。

そして、もう一つの支えがSNSの存在。自宅で一人で学んでいると、つい孤独を感じがちですが、「#アドビクリエイティブカレッジ」で検索すると、同じように頑張っている仲間の投稿がたくさん見つかります。「私も頑張ろう!」と前向きな気持ちになれました。

#eee

“講座の中で先生方は褒めて伸ばしてくださいます。ビデオなのにマンツーマンでやっている感覚で、置いてけぼりになったことは全くなかったです。 ”

友美 さん

時間に追われながらも、手にした実感

Illustratorコースで一番大変だったのは、やっぱり“時間の確保”でした。仕事が忙しい時期に2週間分、つまり4講座も溜まった時の、プレッシャーたるもの(笑)。ウトウトしながら動画を見て、「今なんて言った?」と何度も巻き戻す日々。でも、あきらめずに少しずつ進めていった結果、無事に卒業課題を提出することができました。

そして今、私はIllustratorを“使える”ようになっています。自信を持って言えるのは、「自分の頭の中にあったイメージを、画面の中で形にできるようになった」ということ。これは、私にとって本当に大きな変化でした。

卒業課題で見つけた、デザインの楽しさと達成感

卒業課題では、クリエイティブカレッジ「Illustratorコース」の校章を制作しました。

まず取りかかったのは、イメージづくり。街中にあるロゴや校章をネットで検索して、どんなデザインがあるのかを徹底的にリサーチしました。また、アドビがどこの会社で、いつから、どういう背景で今まで来たのかという歴史を調べました。

制作の過程はとても楽しくて、試行錯誤しながら形にしていく時間は、まさに“創造する喜び”そのものでした。そして完成した校章は、自分でも驚くほど気に入ってしまって、「これ、自分でも使いたい!」と思えるほどの仕上がりに。卒業課題制作を通して、「デザインって、こんなに楽しいんだ」と心から感じることができました。

友美さん制作の Illustratorコース 卒業課題

私にしかできない世界観を、形にしたい

私はAmerican 50’sというデザインの世界観が好きで、将来はそこに特化したアパレルブランドを作りたいです。そして、もう少し自分の中でバリエーションを増やして、私にしかできない、みんなが見て「かっこいい!素敵!欲しい!」と思ってもらえるようなデザインを作っていきたいと思っています。

そのプロモーションとして、広告動画をPremiere Proで制作したいです。たとえば、Illustratorで作ったロゴをPremiere Proを使って動画の中に組み合わせて、デジタルと自然を融合させた映像を作るのも格好良いなと思っていますね。

迷っているあなたへ、「一歩踏み出せば、世界が変わる」

今までの私は、どちらかというと消極的で、自分で自分を制限していたと思います。「自分より周りの方がすごい」「これはプロが使うもので、自分には無理だろう」と、やる前から諦めていました。

でも、ふと「気軽にやってみればいいじゃん」と思ってクリエイティブカレッジを始めてみたら、自分に合っていて、のめり込むほど楽しかった んです。今では 「そんなにハードルを自分で上げなくてもいい。できなかったらそれでいいし、できたらラッキーじゃん」と思える ようになりました。

今後も別のコースを受講しようと思っているのですが、こういう”気軽に踏み出す楽しさ”を積み重ねているので、受講を持続できているのだと思います。

「時間が取れないかも」「どうせまた途中で諦めちゃうかも」と思っている方も、まずは一歩踏み出してみてください。きっと、今とは違う世界が待っています。自信を持って、気軽に挑戦してみてほしいです!

友美さん(XInstagram)

#F8E590

友美さん、ご卒業おめでとうございます!3か月間お疲れさまでした。

講座を通して技術だけでなく、自信や意欲といった内面の気持ちの変化も感じられたこと、とても素晴らしいです。

次はPhotoshopコース|基礎編を受講されるとのことで、またお会いできることを職員一同楽しみにしています。

これからも、友美さんの人生が「やりたいこと」であふれるよう、心から応援しています。

クリエイティブカレッジ職員

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Illustratorコース

全19回の講座で、Illustratorの基礎から応用までを一気通貫で学べるコースです。まず最初にデザインの基本的な知識と技術について理解し、そこからIllustratorの機能と使い方をじっくり学んでいきます。最後は、学んだスキルを活かして実際に作品づくりに挑戦!

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