メタバース空間で中学生向けAdobe Express活用講座を実施~姫路市教育委員会

2025年12月24日、兵庫県姫路市が市内の児童生徒向けに運営されているメタバース空間にて、中学生を対象に「Adobe Expressでクリスマスカード・年賀状づくり」と題したAdobe Expressの活用講座を開催しました。アドビの小中高校グローススペシャリスト 渡邉千聖が講師としてメタバース空間の中のステージにアバターで登壇し、つくることの楽しさを届けました。

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今回、講座を行ったのは姫路市教育委員会のメタバース空間「魔法スクール姫路城」。市内の中学生が利用しています。

同市では2024年11月よりAdobe Expressを全市導入、ICT支援員が先生向けの研修を実施したり、オリジナルのチュートリアルを公開したり積極的に小中学校でのAdobe Expressの活用促進を行い、先生にも児童生徒にも広く活用が浸透しています。今回のメタバース内での講座は、同市教育委員会の「教員から児童生徒に使用を促すだけでなく、児童生徒自身が自ら選択してAdobe Expressを活用してほしい」という思いから実現しました。

中学生の学習活動を支援するメタバース空間で講座を開催

開催日は、普通の平日よりも参加しやすいようにと、中学校の終業式の日にあたる12月24日に設定。16:00~16:30の30分間、メタバース空間「魔法スクール姫路城」のイベントホールで行われました。

講座のスライドは講師の渡邉がすべてAdobe Expressで作成したもの。サンタクロースが陽気な音楽にのせて動くアニメーションのスライドからスタート。はじめに、今回のテーマと成果物「動きや音楽をつけたデジタルカード」を説明します。

メタバース空間の会場には、市内の中学生が思い思いのアバター・ニックネームで集結。参加者はそれぞれコメントを投稿することができ、チャット欄ではお互いに会話することも可能なので、講師からの呼びかけに答えたり、チャット欄で他の参加者とやり取りをしたりしながら、講座を楽しんでいる様子が随所に見られました。

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次にアドビサンタからの質問として、「Adobe Expressを使ったことがあるか」というアンケートを実施。参加者の皆さんにスタンプを押して答えてもらったところ、「使ったことがある!」と「今日初めて使う」は、およそ半々ぐらいの結果となりました。「美術で使った」「とりこになってる」などの嬉しいコメントも。

アンケートにスタンプで答えてくれる参加者の皆さん

続いて、Adobe Expressでは授業で使う発表スライド、学校の掲示物、部活のメッセージ色紙、思い出ムービーなど、学校生活に必要なものが簡単に作成できることを次々と紹介。参加者からは「すごい!」「いいね」「頑張ろう」など、次々とコメントが上がります。

メタバース空間の特性から、ハンズオンではなくテンポの良い講義形式に

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本題のクリスマスカードづくりは、制作ステップを確認したら、さっそく制作作業に移ります。

まずは、サイズの確認です。デジタルカードの場合は、あまりサイズにこだわる必要はありませんが、はがきサイズにしておくと印刷したいときにも便利とサイズの考えかたを説明。次にテンプレートで「クリスマス」と検索し、たくさんの選択肢の中から好みのテンプレートを選択します。

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豊富に用意されたテンプレートから好みのものを選択します

次は、テキストや素材を入れ替える作業です。

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画像の大きさを調整したり、テキストボックスを選択して文字を打ち替えたりと、手際よく制作を進めていきます。参加者からは「わあ」や「おお~」、「なんか本物の広告づくりみたい」という感嘆の声が。

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続いて、オリジナルの画像を生成します。

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左側のメディアボタンから、画像生成にチャレンジ。かわいい雪だるまをつくるために、細かくプロンプトを設定して生成ボタンを押すと、思った通りの雪だるまの画像が生成されました。生成した画像を切り抜いたり、影をつけたりも自由自在です。「かわいい!」「すごい」「そんなこともできるんだ」といったコメントも飛び交います。

プロンプトで細かく特徴を指定して、かわいい雪だるまを生成

次は、カードに動きや音をつけていきます。

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アニメーションボタンから、タイプを選択するだけでカードに動きを追加することができます。メディアボタンからオーディオを選択し、簡単に音楽をつけることも可能。音声を録音ボタンから、自分の声を録音することもできます。講師が声を録音してカードにつける実演をすると、「めちゃめちゃいいじゃん」「楽しい!」「こんな短時間でできるなんて」と中学生たちも大盛り上がり。

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アニメーションもボタン1つで

最終ステップとして、作成したカードのダウンロード方法をご紹介。印刷向けのデータや、MP4形式でのダウンロードが可能なことを説明しました。

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参加した中学生には、アドビサンタからのプレゼントとして、クリスマスカード・年賀状 制作ステップガイド」がAdobe ExpressのWebページにまとめた状態で、リンクが提供されました。「友達や家族に作って渡してみてもらえたら嬉しいです!」という渡邉のメッセージで、短い時間ながらも盛りだくさんの内容の講座は終了しました。

記念撮影にもたくさんの方が参加し、ハートなどのたくさんのスタンプをたくさん送ってくれました。感想の呼びかけにも、「やってみます!!」「楽しかったです!」「今日作ってみます」「またお願いします~~」などポジティブな声があふれ、中学生の皆さんにつくる楽しさをプレゼントできた様子がうかがえました。

生徒たちの盛り上がりが感じられる密度の濃い30分間に

今回の講座では、「子どもたち自身によるアウトプットの選択肢が増えることを期待していた」という姫路市教育委員会事務局 姫路市立総合教育センター 教育研修課 ICT環境整備係の高田周祐さん。開催後には、「生徒たちが、紹介される機能の1つ1つに盛り上がっている様子が見てとれました。また、チャットでの返信やURL共有をしていただき、密度の濃い30分になったと思います。事後のアンケートからも、生徒の満足度の高さが感じられました」とお話しいただきました。

参加者のイベント後のアンケートまとめ(姫路市教育員会作成)

Adobe Expressによって、子どもたちのクリエイティビティやデジタルリテラシーが育まれることを期待

高田さんは、子どもたち自身が、自ら必要なツールを選んで活用できるようになることが大切とも述べ、その中でも「Adobe Expressは子どもたちのクリエイティブな力を発揮するために、今後、重要なツールになると考えています。今回のイベントのように、これからも子どもたちに様々なツールの使い方や、それを使うことによって広がる可能性を直接伝える機会を設けたい」とのこと。さらに、「Adobe Expressの活用を通して『つくるって、楽しい!』ということを感じてほしいと願っています。また、生成AIを利用した機能を使うことで、情報活用能力の育成にも役立つと期待しています」と関心を寄せてくださいました。

Adobe Expressは、小中高校向けではプレミアム機能も含めて無料でご利用いただけます。アドビはこれからも日本各地の教育委員会のご支援を通して児童生徒の皆さんに、つくる楽しさを届けて参ります。

※記事中のAdobe Express画面は取材時点のものです。