Photoshopの楽しさがたくさん詰まったダンボール、気になるその中身とは? |講師インタビュー:パパ

Photoshopダンボールのアイコンでおなじみのパパさんは、Photoshopを中心とした講師業、SNS投稿、書籍執筆などを行なっています。YouTubeチャンネル「おとうさんスイッチ」の登録者数は約10万人、Xのフォロワーは約7万人。その他にも、自身がビジュアル制作も手がけるVTuber(ViANKiE)の運営、アートコミュニティの活動など、多方面で活躍。現在は、2025年5月に設立したPhotoshopアートコミュニティ「BEFORE&AFTER」の運営に力を注いでいます。

クリエイティブカレッジでは、主にライブトークセッションなどで活躍するパパさんに、講師として、そしてクリエイターとしての本音に迫ってみました。

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クリエイティブの原点は音楽?

アート、映像、3DCGなど、これまで幅広くクリエイティブに関わってきたパパさん。その原点となるものはなんだったのでしょうか。

「小学生の頃にギターに憧れて、そこからずっと音楽をやってきて、大学進学と同時に音楽スクールにも通っていたんです。一時はスタジオミュージシャンを目指したこともあって、その頃にYouTubeで見たノンプロの人たちが作ったミュージックビデオに感動して、自分もこんな映像を作ってみたいと思い、映像制作を始めました。最初は趣味程度だったんですが、大学を辞めて地元の映像制作会社に入り、そこで本格的に撮影や映像編集のノウハウを学びました。そのあたりが僕のクリエイティブの原点ですかね」

Photoshopのメイキング動画が大バズり

音楽から映像制作へと舵を切ったパパさん。現在専門とするPhotoshopとは少しかけ離れているような気もしますが、Photoshopとはいつ、どんなふうに出会ったのでしょうか。

「勤めていた映像制作会社の社長から『これからは3Dの時代だよ』と言われて、今度は専門学校の3DCGコースに通い始めたんです。そこでPhotoshopの基礎を学ぶ授業があり、先生が見せてくれたコラージュ作品のメイキング動画にすごく感動して、そこからYouTubeで海外のアーティストのメイキング動画を見たりして独学でPhotoshopを学びました。
その後独立し、フリーランスとして映像制作の仕事をしていたんですが、クライアントからYouTube動画の運営を頼まれて、検証を兼ねて自身のチャンネルを立ち上げました。ゲーム実況とか料理動画とかいろいろやって、その中でPhotoshopのメイキング動画が思いのほかバズりまして、それが今の道に入るきっかけになりました

教材が自身の作品と言えるほどに

パパさんは、初心者に向けた動画講座や書籍執筆を精力的に行なっていますが、どのような思いから活動を始められたのでしょうか。

「元々はYouTubeでデジタルアートのメイキング動画を投稿していたんですが、徐々にPhotoshopの使い方を教えてほしいというコメントが増えて、それで講座動画を出すことになりました。講座動画を作っていくうちに、作例のクオリティだけでなく、学ぶ道順やわかりやすさなどを重要視するようになり、『あれ、こっちのほうが自分に合っているな』と思うようになったんです。アート作品よりも いい教材が作れた時のほうが達成感があって、今は教材が僕の作品 と言えます」

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「Photoshopって面白そう」そう思ったもん勝ち

クリエイティブカレッジの第1期から特別ライブセッションに参加いただいているパパさん。通常のコースとは違う講座で、どのようなことを受講生たちに伝えたいと考えているのでしょうか。

「僕は今デザインを生業にしていないので、デザイン云々というより、あくまでPhotoshopの第一歩を教える、というスタンスでいます。これは僕自身がそうだったんですが、『Photoshopを使えば絵が描けなくてもすごいものが作れそう』『レイヤーとかマスクとかよくわからないけど何だか面白そう』、そう思ったもん勝ちです。今は生成AI機能で手軽にすごいものが作れるわけで、まずは何でもいいから触って作ってみる。一番最初の小さな成功体験が大事なんだと思います」

成功例だけでなく、失敗例を知ることも大事

パパさんは、Illustratorコース|基礎編の講師・コロさんと一緒に、Creative Cloudの新機能を“面白く楽しく”独自の目線で調査・分析する特別企画を担当してきました。ユニークな視点と軽快なトークで、思わず「なるほど!」と笑顔になること間違いなし。そんなパパさんが、どんなところに重点を置いて講座作りに取り組まれているのか、気になりますよね?

「どんなツールでも、一発で100%うまくいくということはないので、もうひと工夫すればさらにクオリティが上がるといったところまで伝えるようにしています。それから、同じ機能を使ってもコンテンツによってはうまくいかないケースもあるので、成功例だけでなく必ず失敗例も見せるようにしています。特にワンクリックとかで簡単にできてしまう生成AI機能などは、使い方自体はそんなに重要ではなく、どういうものには有効で、どういうものには向いていないかを知っておくことが重要だと思ってます」

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慣れているように見せるのが得意

まるでラジオパーソナリティのようなおしゃべりと進行で、特別ライブセッションを大いに盛り上げてくださるパパさん。その流暢な話し方のテクニックは、いったいどこで身につけられたのでしょうか?

「よく周りの人から『ライブ配信に慣れてますね』とか、『緊張しないんですか』とか言われますが、実は慣れているように見せるのが得意なだけなんです。僕はこう見えて意外とビビりで、事前にしっかり準備しないとできないタイプなんです。新機能の調査はもちろんですが、講座の進行に関しても何度も何度もセルフリハーサルをやっています。大分から東京のスタジオに来る間も、バス、飛行機、電車の中で、ずっと繰り返しています。これくらいやればもう大丈夫だろうという安心感を持つことで、本番は台本の棒読みにならずその場の空気感でお話しできるようになったんだと思います」

パパさんて、本当にいるんだ!

最近ではクリエイティブカレッジのライブでも自身の講座動画でも顔出しをしているパパさん。Adobe MAX Japanのクリエイティブカレッジブースでは素顔で受講生たちとコミュニケーションする姿が見受けられました。

「なかなか生徒さんたちと直接お会いする機会がないので、会場で声をかけられたりするとジーンときちゃいますね。『本当にいるんですね』『人間なんですね』って。いつもは画面越しのコミュニケーションなので、逆に僕のほうが不思議な感じがして、『本当に受講生いるんだ』って実感が湧きました。声をかけてくれた人って、やっぱり忘れないんですね。その翌年にMAXのセッションに登壇した時に、その方が座っているのがすぐわかって、すごく嬉しかった記憶があります。こういうリアルな出会いと感動があるのも、クリエイティブカレッジの大きな魅力の1つですね」

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クリエイティブはもっと自由であるべき

クリエイティブの様々な領域で、常に新しい挑戦を続けてきたパパさん。最後に、パパさんにとっての「クリエイティブとは何か?」を聞いてみました。

「クリエイティブってもっと自由でいいと思うんですね。例えば画像の切り抜きで必ずマスクを使う必要はないし、AIでできるならそれでいいし、やり方はいくらでもある。よく僕らが何か一つを教えると、このやり方から外れると間違いだと思われたりするんですね。それ以外やっちゃダメだと思う方が多くて、もう全然そんなことはないです。僕自身、自由にやっていて後から技術はついてきたので、皆さんももっと好きなように、自分が納得できるものを作ってほしいと思います」

ライブトークセッションでは、今回ご紹介したパパさんのほかにも、毎回、第一線で活躍されるクリエイターの方を講師としてお招きし、自身の体験談や考え方、テクニックなどについてお話しいただいています。クリエイティブカレッジでは各コースの講座以外にも、こうした受講生がモチベーションを高め、インスピレーションを受けることのできる企画が盛りだくさん。ぜひ一緒に学んでみませんか。

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パパ

SNS投稿をはじめ、講師やセミナー、メディア出演、書籍執筆などを通して、ノンデザイナーやノンプロ向けに「作れる面白さ」を配信している大分在住のフリーランス。主な著書は、『ノンデザイナーのためのPhotoshop写真加工講座 (玄光社)』『 動画でわかる! 1週間のPhotoshop入門 (インプレス) 』『フォトショ 魔法のデザイン (ソーテック社・共著) 』など。

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パパさんからの告知

現在、パパさん個⼈の講座として「詰め込みフォトショ」を開催中。2⽇間計14時間でPhotoshopの基礎を学ぶという超短期集中講座です。

また、この講座の受講⽣から希望者はPhotoshopアートコミュニティ「BEFORE&AFTER」にご招待。メタバース上でのバーチャル展⽰会「BEFORE&AFTER展」への出展を⽬標にPhotoshopや作品作りが学べます。

興味がある⽅は X をチェックしてみてください。

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