Adobe Firefly AIアシスタントのパブリックベータ版をリリース開始
Adobe Firefly AIアシスタントでは、ユーザーが思い描く結果を説明すると、アシスタントがAdobe Creative Cloudアプリ全体にわたる多段階のワークフローをオーケストレーションします。
今月初め、クリエイティブエージェントに関するビジョンを発表し、皆さまからの素晴らしい反響にとても勇気づけられました。そして本日、私たちはアドビ独自のクリエイティブエージェントを搭載した「Adobe Firefly AIアシスタント」のパブリックベータ版をリリースし、このビジョンの実現に向けた第一歩を踏み出します。オールインワンのクリエイティブAIスタジオである Adobe Firefly内で、本日より全世界で利用いただけるこのベータ版は、アドビがこれまでにリリースした中でも最もエキサイティングなベータ版の1つです。アドビのクリエイティブエージェントは、幅広いプロンプトやワークフローに対応するように設計されていますが、最終的な成果を左右するのは、皆様のクリエイティブなビジョンと方向性です。
Adobe Firefly AIアシスタントを使えば、1つの製品写真からSNS投稿用の素材一式を生成したり、企画書からムードボードを作成したり、一連のプロフィール写真を一斉に洗練させるなど、作りたいものを自分の言葉で説明するだけで、アシスタントがAdobe Creative Cloudアプリ間をまたいだ多段階のワークフローをオーケストレーションして実行し、形にします。ユーザーの役割は成果物の方向性を決めることで、ユーザーがツールを操作したりアプリ間を行き来したりする代わりにアシスタントが適切なタイミングで適切なツールを使って実作業を行うのです。ビジョンの定義、細部の調整、最適な選択肢の決定といったクリエイティブな判断はすべてユーザーが行います。アシスタントが実行のプロセスを加速させることで、クリエイターは最も重要な、クリエイティブな作業に集中し続けることができます。
Adobe Firefly AIアシスタントのパブリックベータ版でできることは、以下の通りです。
- 直感的なチャットインターフェイスで、作りたいものを説明する:思い描く成果物を自分の言葉で説明するだけで、アシスタントがAdobe Photoshop、Adobe Lightroom、Adobe Premiere、Adobe FireflyなどのAdobe Creative Cloudアプリを横断し、多段階のワークフローをオーケストレーションして、形にします。
- アドビのプロ向けツールを活用:ベータ版のリリースに伴い、アシスタントは、自動トーン補正、生成塗りつぶし、背景を削除、ベクター化、プリセットなど、一連のアドビのクリエイティブツールに搭載された60種類以上の強力なプロ仕様の機能を活用できるようになり、最高品質のクリエイティブな成果物を作成します。さらに、今後もツールや機能の拡充が予定されています。
- 「クリエイティブスキル」で素早くスタート:クリエイティブコミュニティからのフィードバックを反映して作成された「クリエイティブスキル」のライブラリがいくつも用意されています。写真のバッチ編集、ムードボードの作成、人物写真のレタッチ、各種SNSに特化した投稿バリエーションの作成、製品モックアップのデザインなど、最もよく使われるタスクを網羅しており、今後もさらに追加される予定です。
- あらゆるアセットタイプを網羅したコンテンツの作成と編集:写真、ビデオ、デザインなど、あらゆるメディアに対応し、初期のコンセプトから最終的な成果物の完成まで、シームレスに移行するワークフローで作業できます。
- クリエイティブプロセス全体を常に管理:アシスタントが実行する各ステップは可視化され、クリエイティブなビジョンに沿うよう途中で質問をしてきます。そのため、どの時点でも微調整や方向転換することができ、必要に応じてユーザーの手作業に切り替えることも可能です。
- アドビアプリ間で作業内容を保存・アクセス:アシスタントで作成した成果物はAdobe Creative Cloudストレージに直接保存できるため、Adobe Photoshop、Adobe Illustrator、Adobe Premiere、その他のアドビアプリを開くたびに、そのアセットがすぐに使える状態になります。
Adobe Firefly AIアシスタントでは、単一のプロンプトで起動できる事前構築のワークフローが含まれるクリエイティブスキルのライブラリを利用できます。
実際の使用例
- ソーシャルメディアコンテンツクリエイターが、ある注目度の高いイベントに参加し、少しでも早くSNSに投稿したいと考えています。そこで彼女は写真をアップロードし、アシスタントにスマートなトリミングとバリエーションの生成を依頼します。すると、全体の構図を崩さずにInstagram、TikTok、Snapchat、Facebookといった各SNSチャネル向けに画像のレイアウトやアスペクト比が最適化されます。ほんの数分で、統一感のあるデザインで各チャネルへの投稿が完了します。
- グラフィックデザイナーが、新しいベーカリーのロゴについてクライアントの承認を得るために、製品のモックアップを作成する必要があります。彼女はまずロゴとケーキの箱の画像をアップロードし、次にアシスタントにロゴをパッケージ上に自然に配置するよう依頼します。すると、ロゴが後から合成したのではなく、最初から印刷されたように見えるよう、サイズ調整、位置合わせ、照明や遠近感の調整が自動的に行われます。その後、簡単なプロンプトで配置を微調整すれば、クライアントに納品できるモックアップが完成します。
Adobe Firefly AI アシスタントには常に新しい機能を追加していますので、今後のアップデートにご期待ください。
Adobe Fireflyの新機能
Adobe Firefly AIアシスタントのパブリックベータ版に加え、Adobe Fireflyアプリ本体にも引き続き新機能を導入しており、アイデアから高品質なコンテンツへと迅速に移行するためのスピード、コントロール、そしてクリエイティブな自由度を提供します。例えば、先日、OpenAIのGPT Image 2がAdobe Fireflyで利用可能になったことを発表しました。これにより、GoogleのNano Banana 2やVeo 3.1、RunwayのGen-4.5、ElevenLabsのMultilingual v2、Kling 3.0など、業界トップクラスのクリエイティブAIモデルがAdobe Fireflyに加わりました。また、最近では「Precision Flow」や「AIマークアップ」といった強力な新しい画像編集機能も導入し、制作プロセスにおいて比類のないコントロールと精度を提供しています。
サードパーティ製AIモデルからアドビのプロ向けツールにアクセス
私たちはまた、Adobe Fireflyだけでなく、AnthropicのClaudeをはじめとするサードパーティ製AIモデルにもこの新しい制作アプローチを導入するべく取り組んでいます。これにより、皆さまが日々使う作業環境で、アドビが提供する最高峰のクリエイティブツールに直接アクセスできるようになります。
アドビのツールやアプリは最強の制作体験を提供します。Adobe Firefly AIアシスタントを使えば、その環境下でアドビ独自のクリエイティブエージェントが提供するあらゆる機能、つまり各ステップでのアセット作成の進行状況の可視化、クリエイティブアプリ全体にわたりエージェントが操作できるすべての機能、そして時間の経過とともにユーザーのクリエイティブの好みを学習するパーソナライズされた体験などにアクセスできます。私たちは、ユーザーの作業環境に関わらず、アドビの最高の機能をいつでも利用できるようにしたいと考えています。
今すぐAdobe Firefly AIアシスタントのパブリックベータ版で創作を始めましょう!
Adobe Firefly AIアシスタントのパブリックベータ版が、本日よりAdobe Creative Cloud ProまたはAdobe Firefly有料プラン(Pro、Pro Plus、プレミアム)をご利用のお客様を対象に、全世界で順次提供が開始されます。
Adobe Firefly AIアシスタントの魅力をいち早く体験していただきたいとの思いから、対象のお客様にはベータ版期間中、Adobe Firefly AIアシスタント専用に毎日無料で生成AIクレジットを提供します。クレジットは毎日更新されます。詳細については、こちらをご覧ください。
Adobe Firefly AIアシスタントで、今日から創作を始めましょう。
この記事は2026年4月27日(米国時間)に公開された Firefly AI Assistant now available in public beta の抄訳です。
- https://blog.adobe.com/jp/publish/2026/04/16/cc-adobe-extends-leadership-video-unleashing-new-ai-powered-creation-firefly-reinventing-color-editors-in-premiere
- https://blog.adobe.com/jp/publish/2026/03/23/cc-adobe-firefly-expands-video-image-creation-with-new-ai-capabilities-custom-models
- https://blog.adobe.com/jp/publish/2026/03/11/cc-image-editing-just-got-smarter-with-ai-photoshop-firefly