2024年サンダンス映画祭に先立ち、Premiere Proの新たなオーディオ機能をベータ版として公開

モニター, 屋内, 座る, コンピュータ が含まれている画像 自動的に生成された説明

ビデオ編集の重要なパートであるサウンドデザインは、ビジュアルを臨場感あふれるエモーショナルな体験に変え、観客を新しい場所、キャラクター、体験に結びつける力を発揮します。しかし、編集者はしばしばどのオーディオツールを使うかを考えたり、パネルやメニューを探すために無駄な時間をかけています。この「マウスの移動距離」は、編集者と編集作業の間の大きな障害でした。

今回、AdobePremiere Proで直接、より速く簡単に音を編集・ミックスできる、直感的な新しいオーディオワークフローのベータ版を紹介します。経験豊富なプロでも、編集の初心者でも、オーディオスキルを磨いている最中の方でも、この新しいオーディオワークフローは作業に適したツールを迷わず利用できるため、ストーリーテリングに集中しながらわずかなクリック数で、優れたサウンドミックスを完成することができるようになります。

Premiere Pro(ベータ版)で利用可能になったオーディオワークフローの変更には、次のものが含まれます。

プロジェクトがPremiere Proの中で完了するか他の仕上げツールに移るかに関わらず、編集過程でも映像と音声が完成したように見え、聞こえることで、ストーリーが際立つことが重要になります。今まで以上に多くのプロの編集者にPremiere Proが選ばれる中、ストーリーを伝えるための核となるワークフローを最重要視しています。

当社のプロダクトマネージャー、デザイナー、エンジニアは、数百人のプロの編集者の協力のもと、身体が覚えている動きを阻害することなく、核となる編集ワークフローをどのように改善すべきかを学びました。数ヶ月の開発を通じてデザインの更新、アイデアのテスト、実際の使用事例に基づくフィードバックの反映に取り組んだ結果、これらの機能をリリースに至ったことを嬉しく思います。

日本からのリクエストに応える、Premiere Proのテキスト機能強化も搭載しました。
詳細はこちらをご確認ください

Premiere Pro(ベータ版)でお試しの上、フィードバックをお寄せください。Creative Cloudメンバーであれば、ベータ版アプリをご利用いただけます。お使いの製品版Premiere Proとも問題なく併用できます。

アドビ、サンダンス映画祭に参加

今年のサンダンス・インスティテュートの調査によると、アドビのクリエイティブツールは依然として映画制作者にとって最適な選択肢であり、今年の応募者の83%がPremiere Pro、Adobe After EffectsAdobe PhotoshopFrame.ioSubstance 3D Collectionなどアドビのソフトウェアを使用しています。Premiere Proは、『Dìdi(弟弟)』、『Will & Harper』、『FRIDA』、『Thelma』、『Little Death

など注目すべき参加作品を含むサンダンス映画の57%で利用され、映画祭で最も人気のあるビデオ編集ソフトウェアとしての存在感を示しています。

アドビの多様性への取り組み

アドビは、サンダンス映画祭のプレゼンテーションスポンサーおよび公式編集プラットフォームとして、映画業界の多様性の促進に取り組んでいます。新しく発表された Adob​​e Film & TV Fundは600 万ドルを寄付し、過小評価されているクリエイターや映画制作者をサポートし、画面上とカメラの背後の両方で包括性を促進することを目的としています。

提供時期

これらの機能は現在ベータ版で利用可能です。ベータ版アプリへのアクセス方法の詳細については、Premiere Pro(ベータ版)ページをご覧ください。

この記事は 2024 年 01 月 16 日(米国時間)に公開された Adobe introduces major new audio updates in Premiere Pro ahead of 2024 Sundance Film Festival の抄訳です。