東京電機大学にて6年連続でハンズオンセミナーを実施。アドビとの継続的パートナーシップが学生のキャリア形成を力強くサポート

Creative Cloudのクリエイティブツールはプロだけが使うものではありません。学生はもちろん、生徒や児童のみなさんも、早くからクリエイティブスキルを身につけることで、より有利に、早く自身のステップアップに繋げることができます。

2025年5月19日(月)、東京電機大学の学生約120名に向けて「アドビの生成AI最新情報も!Creative Cloud 最新アップデートセミナー」と題して、ハンズオンセミナーを開催しましたので、ご紹介します。

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未来科学部 情報メディア学科 1年生、約120名がセミナーに参加

今回のセミナーには、東京電機大学 未来科学部 情報メディア学科の1年生です。これからの大学生活を通して、社会で必要とされる幅広い知識や技術を習得していくことでしょう。将来の進路について質問したところ、「ゲーム開発」や「インターネットサービス」など、IT・情報通信分野での活躍を志す学生が多数でした。

デザインの分野とは無関係に思える業界と思われるかもしれませんが、“クリエイティブな視点”や“デザインスキル”は、どんな職種においてもますます重要な武器となりつつあります。

デザイン業界を目指していなくても、Adobe Creative Cloudを使って培うスキルや感性は、今後のキャリアに大きな影響を与えるものになるでしょう。企業が新たに求める人材像も変わりつつあり、近年では「クリエイティブツールを使いこなせること」が重視される傾向が顕著です。実際、過去10年間で企業が求めるクリエイティブスキルのニーズは4.2倍に増加しており、採用担当者の7割以上が「ツール活用力」を重視しているというデータもあります。

学生のみなさんにとって、クリエイティブスキルは専門性を深めるだけでなく、将来の選択肢を広げ、自分の価値を高めるための“共通言語”のような存在です。本セミナーでは、そうした視点から実践的な内容を交えて紹介しました。

新卒採用の傾向 ーデジタル時代に真に求められるスキルとはー

大学とアドビの連携による継続セミナーで学生のキャリア支援を強化。将来を見据えたクリエイティブスキルの第一歩に

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アドビの歴史や会社紹介、Creative Cloudの説明からセミナーはスタート

会議室でパソコンを使っている子供たち AI によって生成されたコンテンツは間違っている可能性があります。

1年生向けに行われるアドビセミナーは、2025年で6年目を迎えました。大学とアドビの継続的なパートナーシップのもと、提供されるリソースやサポートを活用しながら、教育の質とキャリア支援を同時に強化しています。また、学内ではAdobe Expressの活用も広がり、システムデザイン工学部などのカリキュラムにも積極的に取り入れられています。

さらに、同大学はグローバル教育ネットワーク「Adobe Creative Campus」にも加盟。理工系教育にリベラルアーツの視点を加える教育改革を進めています。

「時代の変化に柔軟に対応し、現代に即した教育を提供する」という同大学の方針が、アドビとの協働による実践的な学びを推進しているといえるのではないでしょうか。

アドビ、北海道大学と東京電機大学の「Adobe Creative Campus」への加盟を発表
https://www.adobe.com/jp/news-room/news/202410/20241010_creative-campus-hokkaido-tokyodenki-university.html

ノートパソコンの画面を見ている人たち AI によって生成されたコンテンツは間違っている可能性があります。

セミナー内容を熱心にメモに取る学生の姿も多く見られた

PhotoshopとIllustratorの基本知識を身につけ、ハンズオンで機能を体験

椅子に座りノートパソコンで作業をしている人々 AI によって生成されたコンテンツは間違っている可能性があります。

Photoshopのニューラルフィルター「写真を復元」のデモでは教室内に驚きの声が上がった

自身の写真を使ってPhotoshopの「ニューラルフィルター」を実践

Creative Cloudには、グラフィックやイラスト、写真、Webページ、動画、さらにはプレゼンテーション資料の作成まで、あらゆるクリエイティブを可能にする多彩なアプリが揃っています。初めてCreative Cloudに触れる学生も多い中、本セミナーでは代表的なアプリである「Photoshop」と「Illustrator」の基本を学び、それぞれで何ができるのかを実践的に体験しました。

Photoshopの体験では、Adobe Senseiを活用した「ニューラルフィルター」機能を使って、顔写真をスライダーで自由に変化させる演習を実施。顔写真をスライダーで調整しながら自由に表情を変化させると、教室内には驚きや笑い声が広がり、友人同士で結果を見せ合いながら楽しむ様子が見られました。

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操作につまずくと先輩が丁寧にフォロー

アドビの生成AI「Adobe Firefly」を学び、その魅力を体験

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“これまでに生成AIを使ったことがある”という学生が多数を占めた

セミナーの後半では、アドビが提供する生成AI「Adobe Firefly」について紹介しました。特に“安全性” “信頼性”、そして“クリエイターの味方である”という観点から、その特長をお伝えしました。近年、生成AIの活用においては、倫理やプライバシーといった課題も指摘されていますが、本セミナーを通じて、Adobe Fireflyが安心して使える信頼性の高いツールであることを理解いただけたのではないでしょうか。

実習では、写真を使ってAdobe Fireflyの「生成拡張」機能を体験。高品質な画像が瞬時に生成される様子に、教室には驚きの声が広がり、学生たちの生成AIへの関心と期待の高さを感じることができました。

今後、生成AIは社会において不可欠な技術となり、その影響力はますます拡大すると考えられます。学生にとって、生成AIを正しく理解し活用できる力は、就職市場での競争力を高めるだけでなく、将来的な業務の効率化にもつながる、大きな武器となるでしょう。

Adobe Firefly
https://www.adobe.com/jp/products/firefly.html

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Adobe Fireflyの説明を聞く学生の姿からは、AI技術に対する高い関心が窺えた

1年生からアドビのツールに触れ、多様な分野で活躍するための基盤を養い、将来の可能性を広げる

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本セミナーを毎年継続して実施されている、未来科学部 情報メディア学科 准教授 博士の井ノ上寛人先生

大学で早い段階からアドビ製品に親しむことは、クリエイティブな感性を育むだけでなく、実践的なスキルの習得や、新しい技術・トレンドへの柔軟な対応力を養う貴重な機会となります。これらの経験は、将来、さまざまな分野でキャリアを築くうえで大きな強みとなり、学生の可能性を広げる重要なステップとなるでしょう。

実際に、卒業生の中には、大学で培ったクリエイティブスキルをきっかけに新たな進路を切り拓き、大手ゲーム会社のクリエイティブ部門やセキュリティ分野などのフィールドに進んだ学生もいます。専門知識とクリエイティブの力を掛け合わせることで、自身の将来の可能性を大きく広げ、社会でさらなる活躍を目指して日々挑戦を続けています。

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Adobe Expressで簡単に動画編集や字幕追加ができる様子に、多くの学生が笑顔を見せた

セミナー終了後のアンケートでは、「アドビのツールは自分が思っていた以上に格段に便利で驚いた。これから積極的にツールに触れて使いこなせるようになりたい。」「アドビ製品を使ってみたいと思っていたが1人で始めるにはハードルが高かったが、セミナーでいろいろなことができることが知れて良かった。」「アドビの生成AIは著作権などを心配する必要がないことを聞けたことは、創作をしていくうえでとても大事なことなので良かった。」など、多くの感想をいただきました。
本セミナーをきっかけに、アドビを知り興味を持ってもらい、普段は触れる機会が無かったアプリに、親近感と期待を持っていただけたことが窺えました。

また、「自分の創造力を引き出すことのできる、素晴らしいツールだとわかった。」「使ってみて面白さや便利さがわかったので、これからプレゼン作成の時にたくさん使っていきたい。」「今の生成AIの凄さを知った。これから社会に出てくる時に絶対に役立つと思った。」など、アドビのアプリがご自身の将来の夢や学業の一助になることを実感いただけただけでなく、現在の学びを未来の可能性に繋げる手応えを感じていただけたのではないでしょうか。

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質疑の時間では「生成AIでここまでできるのか!と驚きました。」と感想をいただいた

セミナーに参加いただいた学生のみなさん

本セミナーを受講された学生のみなさんには、今後社会におけるクリエイティブの必要性と、デザインの楽しみ方を、一緒に学ぶことができました。今回のセミナー体験が、将来の自身のキャリア形成の一助となればと思います。

大学とアドビが強力なパートナーシップを組むことで、学生のキャリア支援を強化し、教育内容の質を向上させることができます。

アドビは学生のみなさんへ、学校教育におけるクリエイティブスキル向上をサポートします。