第17回EDIX(教育総合展)東京 アドビブース レポート

2026年5月13日(水)から15日(金)の3日間、東京ビッグサイトにて日本最大級の教育展示会「第17回EDIX(教育総合展)東京」が開催されました。

会場には全国から延べ26,000名を超える教育関係者が集まり、連日大盛況のイベントとなりました。昨今、最も関心を集めているテーマは、著しい進化を遂げる「生成AI」を教育や校務でどう活かすかです。

アドビは同展示会において過去最大規模となるブースを構え、最先端の生成AIと現場のニーズを融合させた、創造的な教育と校務の未来像を提示しました。本記事では、熱気あふれるアドビブースの様子を詳しくレポートします。

課題解決のための情報収集とディスカッションの場

アドビブースは、企業理念である ”Empowering Everyone To Create” をキーワードに、セミナー、展示、相談の3つのエリアで構成されました。

それぞれのエリアには、初等教育から高等教育までさまざまなフェーズに携わる教育関係者が途切れることなく訪れ、活発な情報交換やディスカッションが繰り広げられました。

過去最大規模のアドビブース

今回は特に最先端の生成AIテクノロジーを活用した教育・校務の提案にフォーカスをあて、単なるツールの紹介にとどまらず、児童生徒・学生の創造性を引き出す授業活用や、先生の校務負荷軽減の具体的なアプローチが示されました。

先生方による実践事例の共有と製品体験ハンズオン

ブース中央のセミナーエリアでは、3日間を通じて計30回のミニセミナーを実施。ハンズオンセッションや、正面に位置していた日本マイクロソフトとの特別コラボセッションを含む、全12プログラムが展開されました。

セミナータイムテーブル

現場の先生方がAdobe Expressの活用事例を語る実践発表では、いち早く授業や校務に取り入れた学校の以下のような先進的な成果が披露されました。

さらにアドビからは、クリエイティブのための生成AI Adobe Fireflyの最新機能と学校現場で最も重要視される「安心安全」な利活用、Adobe AcrobatAIアシスタントについての解説が行われ、導入を検討する教育関係者から高い関心を集めました。

アドビスタッフのプレゼンテーションに加え、先生方によるAdobe ExpressおよびCreative Cloudの活用事例の発表が繰り広げられた

講師とともにAdobe Expressを体験できるハンズオンスタイルのセミナーや、待望の課題管理機能である「クラスルーム」のデモも行われ、短時間ながら充実した内容に参加者からは大きな拍手が沸き起こっていました。

製品を知り、体験する展示エリア

代表的な製品・サービスについて詳細を学び、実際に体験できる展示エリアでは、アドビ教育事業本部のスタッフが来場者からの質問やご意見に対応しました。

より詳しく、個別のご質問にお答えするための展示コーナー

それぞれのブースに掲示された説明パネル

さらに、Adobe Creative Campus加盟校やアドビ製品を全学導入している高等教育機関の一覧も掲示され、注目を集めていました。

導入・運用プロセスに関する疑問を相談、解決

「ご相談エリア」では、学校への導入に伴うコストやライセンス、具体的な運用プロセスについて、アドビスタッフと熱心に議論を交わす先生方の姿が多く見られました。現場の切実なニーズと、それにスピーディに応えるアドビの姿勢が結びつく場となりました。

現場をよく知るベテランスタッフが対応、配布されるさまざまなアドビグッズもお楽しみのひとつ

Adobe Creative Educator Innovator 2026 公開認定式

最終日、会期のハイライトとなったのは、Adobe Creative Educator(アドビ認定教員、ACE)コミュニティをリードする「Adobe Creative Educator (ACE) Innovator 2026」の公開認定式です。

グローバルなプログラムであるACE Innovatorは、創造的な教育をリードするイノベーターとして認定された先生方のグループです。2026年度は、新規メンバーである宇都宮文星女子高等学校の篠原孝文先生や、洗足学園小学校の山田将太先生を含む18名が選出されました。

アドビ教育事業本部 執行役員 本部長の小池晴子から認定証とACE Innovatorオリジナル名刺が授与され、今年度からACEプログラムがグローバルの仕組みに合わせて「ACE」「ACE Leader」「ACE Innovator」の3つのグループ制に移行したことが説明されました。さらに、米国サンノゼで開催される「Global ACE Innovator Summit」への参加者3名も発表され、日本の先生方のグローバルな活躍を支援する姿勢が示されました。

8周年を迎え、ますます充実するACEプログラム

公開認定式では、各先生方の自作動画による活動発表も行われました。今年は全編に生成AIを活用した作品も登場し、会場からは感嘆の声が沸き起こりました。先生方自身の豊かな表現力が、教育の新しい可能性を雄弁に物語っています。

お客様の声が製品・サービスをより良いものに

終日賑わうEDIX東京アドビブース

数多くのゲストと来場者の熱気に支えられ、3日間の会期は無事に幕を閉じました。アドビは、引き続き日本の教育現場に合ったデジタルクリエイティブツールの積極的な利活用の提案・支援を通じ、創造性を育む教育の未来を創り続けていきます。